柏レイソルのGK中村航輔【写真:Getty Images】

写真拡大 (全2枚)

絶好調レイソル支える守護神。もはやJ1最高峰のGK

 2018年ロシア・ワールドカップアジア最終予選を戦っている日本代表。6月7日の親善試合シリア戦を経て、6月13日にイラクとの試合を迎える。この2試合に臨む日本代表メンバーは5月25日に発表されるが、新戦力の台頭はあるだろうか。今回は、直近の代表戦で招集されていない選手のなかから、日本代表に推薦したい5選手をピックアップする。

----------

GK:中村航輔(なかむら・こうすけ/柏レイソル)

 1995年2月27日生まれ。神がかったセーブを連発するJ1最高峰のGK。どんなに厳しいコースにシュートが飛んでも、抜群の反射で楽々と防いでしまう。22歳と若いが、絶体絶命のピンチでも動じないメンタルも魅力で、仮に失点しても気落ちすることがない。

 彼の好守はチームに安定と勢いをもたらしており、リーグ戦で連勝を続ける柏を最後尾から支えている。キャリアを重ねるごとにグレードアップしていくはずで、その成長を促進するためにも日本代表でもプレーしたいところ。いまだにハリルジャパンの本メンバーに招集されていないのが不思議なほどである。

高精度のクロスに加え、恵まれたサイズも魅力。左利きのSB

DF:松原后(まつばら・こう/清水エスパルス)

 1996年8月30日生まれ。J1復帰初年度の清水を支えるレフティー。高校時代はFWだったこともあり、その攻撃力で存在感を見せている。足元の技術が高く、周囲とのコンビネーションから相手を崩すプレーが得意。もちろん、サイドを駆け抜けてのクロスも備える。また身長182cmと高さもあるため、守備面でミスマッチが起こらないのも魅力だろう。

 昨シーズン経験したJ2で心身ともに成長し、トップカテゴリーでも十分戦えることを証明した。ハリルジャパンのサイドバックは実力者ばかりだが、若く勢いのある松原が割って入れれば、競争はより面白くなる。

強靭なフィジカル備えJ1でも躍動。一発を持つストライカー

FW:都倉賢(とくら・けん/北海道コンサドーレ札幌)

 1986年6月16日生まれ。5年ぶりにJ1の舞台に帰って来た札幌を牽引するストライカー。抜群の高さと強靭なフィジカルはJ2で猛威を振るったが、その存在感はそのままJ1でも通用している。守備に人数を割くチームにあって、都倉の決定力は拠り所になっている。

 劣勢の時間が続いても、最前線の背番号9がいるから耐え抜くことができる。そうした期待に応えるように、都倉は相手DFとバトルを繰り広げ、貴重なゴールを奪っている。ハリルジャパンはショートパスを繋いで崩しきるようなサッカーを目指しておらず、一発を持つ都倉のような選手は武器となるのではないか。

トップ下という新境地開拓。復活したロンドン世代の主力

MF:山村和也(やまむら・かずや/セレッソ大阪)

 1989年12月2日生まれ。ボランチやCBが主戦場だったが、戦術理解と水準以上の技術を備える。キープ力があり前線で起点にもなれるため、C大阪ではトップ下で起用されている。山村のところでタメが生まれ、それによってチームの攻撃は活性化。自身も巧みなボールタッチからゴールを奪うなど、新境地を切り開いた印象だ。

 鹿島時代は守備的なポジションで重宝されたが、定位置確保には至らなかった。しかし、C大阪ではユン・ジョンファン監督の思い切った起用法で“蘇った”。

カンプノウでのバルサ戦で2ゴール。リーガで奮闘するアタッカー

MF:乾貴士(いぬい・たかし/エイバル(スペイン)

 1988年6月2日生まれ。日本人が越えられなかった、リーガエスパニョーラの壁に敢然と立ち向かうアタッカー。エイバルでも主力級としてプレーし、最終節のバルセロナ戦では圧巻の2ゴールで世界屈指の超名門を慌てさせた。いずれも簡単な得点ではなく、乾の高い技術が発揮された。

 ハリルジャパンの左サイドといえば原口元気が候補の筆頭だが、乾も負けてはいない。試合で結果を出しているという点では28歳の実績は申し分ない。招集されて然るべき選手だろう。

text by 編集部