22日、中国商用飛機は、ロシアの航空機メーカーとの合弁会社を中国上海市に設立したと発表した。資料写真。

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2017年5月22日、中国商用飛機(中国商飛)は、ロシアの航空機メーカーとの合弁会社を中国上海市に設立したと発表した。両国による広胴旅客機プロジェクトの全面的な展開を示すもので、近く設計作業に入るという。央視新聞が伝えた。

合弁会社は広胴機の研究開発、製造、販売などを主な経営内容とし、航続距離1万2000キロメートル、座席数280席の機体を基本型として製造する方針。計画上の市場投入は10年後が見込まれている。機体の外観と基本的な性能はボーイング787、エアバスA350と似ているものの、新世代エンジンの採用などにより10%以上の運行コスト削減が可能という。

プロジェクトの中国側責任者は「今後20年間で広胴旅客機の世界需要は8279機。座席数250席以上の機体に対する中国市場の需要は1020機前後」と指摘、「ロシアとの協力で競争力をいっそう高め、ボーイングとエアバスの独占状態打破を目指す」としている。

中国では今月5日に初の国産大型旅客機C919が初飛行した。また、8日には三菱リージョナルジェット(MRJ)のライバルと称される国産小型ジェット旅客機ARJ21の乗客数がすでに延べ1万人を超えていることが報じられた。(翻訳・編集/野谷)