19日、韓国・文化日報は、韓国最大の国際空港、仁川空港の免税店で、外国人観光客を不愉快にさせる強引な客引きが行われていると報じた。写真は仁川空港内の土産物店。

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2017年5月19日、韓国・文化日報は、韓国最大の国際空港、仁川(インチョン)空港の免税店が強引な客引きをしていると報じた。

同空港の旅客ターミナルでは、免税店のロゴの書かれた籠に化粧品のサンプル入れて走り回る何人もの男性店員の姿が見られる。店の前を通り過ぎてしまう観光客を追い掛け客引きしているのだ。

女性の外国人観光客が「ソーリー」と答え商品に関心がないと示しても、店員は前に立ちはだかって商品の宣伝を続ける。これに他の観光客たちは眉をひそめ、タイからの女性客(30)は「他国の空港免税店で、こんなふうに旅行者にストレスを感じさせるほどの接客は見たことがない」と話した。

空港内の薬局で売られている「高過ぎる薬」も利用客の不満の原因になっている。先月、中国への出国直前に突然の腹痛に見舞われたヤンさん(38)は、空港外であれば3000〜4000ウォン(約300〜400円)で買える量の薬をやむなく1万5000ウォン(約1500円)以上出して購入した。

キムさん(29)はさらにひどい経験をした。空港外であれば3000ウォン(約300円)で販売されている目薬をその2倍の価格で購入したところ、領収書には3000ウォンの頭痛薬を2つ買ったように書かれていた。「買ってもいない薬品を買ったと処理してもいいのか」と聞くと、店員は「該当商品のバーコードがないからこう処理した」とし、「商品に問題はない」と主張したという。空港内の薬局関係者は、こうした薬局の問題対応について「薬局同士で競争する理由もないし、テナント料も高いので一般薬を市価よりも高く売るほかない」と釈明している。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「薬局でひどい目に遭ったのは僕だけじゃないね」「薬の値段にはぶったまげた」と、空港内の薬局での「被害」を訴えるコメントが多く寄せられたほか、「テナント料の埋め合わせをなぜ消費者にさせる?」「仁川空港の飲食店は本当にひどい。店員は不親切だしまずいし」と、仁川空港のサービスの悪さを指摘する声などが寄せられている。

また、「金さえ稼げればいいという認識がただただ恥ずかしい」「これが韓国の現実。外国人は韓国ドラマで幻想に浸って、韓流スターに会いたくて来るんだろうけど…」「韓国に客引きがいなきゃ寂しいでしょ」と自虐的なコメントや、「お隣の日本はいかに外国人観光客を誘致するかで懸命になっているのに、韓国は来てくれた客もこうして追い出している」と、日本と比較する声も。

さらに「韓国語を使えば客引きされないよ。外国人の皆さん、韓国人のふりをして」とのアドバイスや、「仁川国際空港公社は最高に腐った公企業」「公社はサービスで勝負しろ。暴利むさぼりをやめろ」と空港を管理する公社への批判も相次いだ。(翻訳・編集/木暮)