鹿島、広州恒大相手に見せ場作れず0-1で敗戦。ホームでの2ndレグにかける《ACL2017》

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▽鹿島アントラーズは23日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017の決勝トーナメント1回戦1stレグで広州恒大(中国)とアウェイで戦い、0-1で敗戦した。

▽グループE首位通過の鹿島と、グループGを2位で通過した広州恒大との一戦。公式戦ここ2試合で連敗中の鹿島は、19日に行われた明治安田生命J1リーグ第12節の川崎フロンターレ戦から、西、町田、中村、鈴木に代えて、伊東、三竿、土居、金崎を先発に起用した。

▽序盤はしばらくこう着状態が続く中、最初のチャンスが訪れたのは広州恒大だった。15分、鹿島は右サイドをリー・シャオペンに突破されると、そのままボックス内に持ち込まれシュートを打たれる。しかし、GKクォン・スンテがファインセーブを見せ得点を許さない。続く18分には、パウリ―ニョのスルーパスにアランが反応。GKとの一対一の場面を作られるが、ここもクォン・スンテが体で止めるビッグセーブでゴールマウスを死守した。

▽ここまで攻め込まれた鹿島も21分に反撃。左CKからのチャンスに三竿が頭で合わせるが、わずかに右に逸れて得点には至らない。その後は広州恒大に劣勢を強いられ、何度か危ないシーンを許してしまう。

▽何とか攻めたい鹿島だが、前線での繊細を欠き、なかなかシュートまで持ち込むことが出来ない。一方の広州恒大は効果的な攻撃で鹿島ゴールを脅かし続けたが、粘り強い守りを見せた鹿島は何とか前半を無失点で乗りきった。

▽迎えた後半、鹿島が先にチャンスを迎える。52分、金森に代わって入ったペドロ・ジュニオールが、ボックス右に流れた金崎にパスを供給。金崎は右足でシュートを放つが、GKゾン・チョンのセーブに遭う。

▽ここから攻め込みたい鹿島だが、直後の53分にボックス外右から上げられたクロスに、グラルに頭で合わせられる。シュートはクロスバーの上に逸れたが、チャンス直後の集中力を欠いたシーンだった。

▽前半と同様に攻め込まれる鹿島は66分、アランにポストをかすめるミドルシュートを放たれると、続く70分には、そのアランからのゴールに向かうクロスに、ユー・ハンチャオが頭で反応。しかしGKクォン・スンテが再びビッグセーブを見せ、ギリギリのところで失点を凌いだ。

▽それでも、押し込まれる鹿島が失点を許すのは時間の問題だった。75分、左CKを与えると、キッカーはユー・ハンチャオ。右足で上げられたクロスは、ニアでワンバウンドし、誰も触らないままゴール前のパウリ―ニョの下へ。フリーのパウリ―ニョは簡単にこれを押し込み、攻め続けた広州恒大が先制する。

▽先制を許してしまった鹿島は、89分にボックス手前でFKを得るが、永木が放ったシュートは枠の外へ。ほとんど見せ場が作れないまま、試合はこのまま終了。1-0でホームの広州恒大が勝利を収めた。敗れた鹿島は、30日に行われるホームでの2ndレグに望みを繋げることになった。