英ロンドンの首相官邸前で声明を発表するテリーザ・メイ首相(2017年5月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英国のテリーザ・メイ(Theresa May)首相は23日、中部マンチェスター(Manchester)のコンサート会場で発生し、22人が犠牲となった爆発事件について、実行犯の男が会場の出口の外で爆発物を起爆させることで、「最大級の虐殺」を意図していたと述べた。

 メイ首相は警察当局が男の身元について把握しているとみられるものの、捜査が続いているために発表を控えるとした上で、男が子どもたちを標的にするという「冷酷な計算」をしたと非難した。

 またエリザベス英女王(Queen Elizabeth II)も声明を発表し、犠牲者や救急隊員らを気遣うとともに、攻撃について「野蛮な行為」と非難。声明で「マンチェスターで人々が亡くなった、またけがを負ったことに、全ての国民が動揺している」と述べ、「この野蛮な行為にマンチェスターの人々が人間性と思いやりをもって対応したことについて称賛の意を表明したい」と述べた。

 一方、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領も、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)で行われたパレスチナ自治政府のマハムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長との会談後、事件が「邪悪な負け犬」によるものと非難した。

 トランプ氏は「自分たちの人生を楽しんでいた多くの若く、美しく、無実の人びとが邪悪な負け犬によって殺害された」と述べ、「これからは犯人たちのことを負け犬と呼ぶことにする、負け犬そのものだからだ。犯人たちは負け犬で、今後はもっとそのような人間が現れるだろう。だが奴らは負け犬である。そのことを覚えておいてほしい」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News