『エイリアン:コヴェナント』のヒロイン、ダニエルズ!
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 先週末(5月19日〜5月21日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、巨匠リドリー・スコット監督が再びメガホンを取った『エイリアン』シリーズの原点となる新作『エイリアン:コヴェナント』が興行収入3,616万621ドル(約39億7,766万8,310円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

 シリーズ最新作『エイリアン:コヴェナント』は、植民地を求めて宇宙船コヴェナント号で旅立ったクルーたちが、ある惑星で遭遇した出来事を活写したSFホラー。今作につながりのある同監督作『プロメテウス』でアンドロイドを演じたマイケル・ファスベンダーが今回も出演し、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のキャサリン・ウォーターストンが恐怖に立ち向かうヒロインのダニエルズを演じている。

 待望の新作として公開前から注目を浴びていた『コヴェナント』は、公開3週目にしても勢いのあるマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の興収3,465万3,754ドル(約38億1,191万2,940円)を何とか上回り、オープニングでトップを飾ったものの、『プロメテウス』(2012)のオープニング興収およそ5,100万ドル(約56億1,000万円)を超えることはできず。観客25歳以上の割合が66%となっており、新たなファン層を獲得できなかったことがこの結果につながったと見られている。しかしながら、『プロメテウス』の全世界興収3億4,040万ドル(約374億4,400万円)の68%以上が海外市場からのものであり、『コヴナント』も同じく海外での興収に期待が高まっている。

 一方、予想をはるかに上回る好成績を残したのが、ティーンエージャー向けベストセラー小説が原作のロマンスドラマ『エブリシング・エブリシング(原題)/ Everything, Everything』。予算およそ1,000万ドル(約11億円)ながらも、観客の男女比およそ2:8と女性からの圧倒的支持を得て、興収1,172万7,390ドル(約12億9,001万2,900円)で第3位にランクインした。病気で一度も家の外に出たことのない少女が、ある日、近所に引っ越してきた少年に恋をするというストーリー。

 また、日本でも大ヒット中のエマ・ワトソン主演『美女と野獣』(2017)が、全世界興収で12億1,200万ドル(約1,333億2,000万円)を突破し、歴代世界興収ランキングで『アイアンマン3』を超え、ついにトップ10入りを果たした。

 今週末は、ジョニー・デップがジャック・スパロウにふんする大ヒットシリーズ第5弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』や、人気テレビシリーズをドウェイン・ジョンソン主演で映画化した『ベイウォッチ(原題) / Baywatch』などが公開される。(編集部・石神恵美子)

5月19日〜5月21日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『エイリアン:コヴェナント』
2(1)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
3(初)『エブリシング・エブリシング(原題)/ Everything, Everything』
4(2)『スナッチド(原題) / Snatched』
5(3)『キング・アーサー』
6(初)『ダイアリー・オブ・ア・ウィンピー・キッド:ザ・ロング・ホール(原題) / Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul』
7(4)『ワイルド・スピード ICE BREAK』
8(6)『ザ・ボス・ベイビー(原題) / The Boss Baby』
9(5)『美女と野獣』
10(7)『ハウ・トゥ・ビー・ア・ラテン・ラバー(原題) / How to be a Latin Lover』