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(花蓮 23日 中央社)東部・花蓮でツノシマクジラと見られる生物の姿がカメラに捉えられたことが23日までに分かった。ツノシマクジラは日本人が発見したヒゲクジラの一種で、非常に観測されづらく、世界で最も未知なクジラの一つだとされている。

現地のホエールウオッチング業者は20日、花蓮の沖合で撮影したクジラの映像をインターネットに投稿。その投稿に対し、ツノシマクジラだとコメントで指摘されたのを受け、業者は専門家に確認を依頼した。ツノシマクジラの命名者である国立科学博物館の山田格氏が写真を基に分析したところ、ツノシマクジラでほぼ間違いないと確認されたという。

この業者によると、台湾には10回近くツノシマクジラが座礁した記録があり、2003年に新種として発表された際、台湾のデータもサンプルとして提供されたという。

長期にわたってクジラやイルカを観察している黒潮海洋文教基金会の解説員、何姿楽氏によると、成体のツノシマクジラは体長が10メートル近くあり、今回観測されたのは大きさから見て幼体ではないかとしている。

(盧太城/編集:楊千慧)