トッド・ラングレン、新曲「チャンス・フォー・アス」MV公開 ダリル・ホールとのコラボやニューAL、ツアーについて語る

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 2017年5月12日にニュー・アルバム『ホワイト・ナイト』をリリースしたトッド・ラングレンが、収録曲である「チャンス・フォー・アス feat.ダリル・ホール with ボビー・ストリックランド」のミュージック・ビデオを公開し、米ビルボードのインタビューに応じた。

 この曲を共作したダリル・ホールとラングレンは、ホール&オーツの1974年のアルバム『ウォー・ベイビーズ』からの付き合いで、『ホワイト・ナイト』の制作過程の最も早い段階からコラボレーターの1人として名前が挙がっていたそうだ。ラングレンは、「オールド・スクールなサウンドのトラックがあったからそれを彼に送ったら、彼がそれを使って曲を書いてくれた。僕はこの曲を“ダリルズ・ハウス”の幻の回みたいにしたかったから、自分も歌えるようにBメロを書き換えたんだ」と説明する。『ダリルズ・ハウス』とは、ホールが2007年から続けていた無料ウェブ番組で、自宅に毎回違うアーティストを招き、アットホームな雰囲気でライブ・セッションを披露するというもの。2014年からは収録場所をホールが経営するニューヨークのクラブに移しているが、「チャンス・フォー・アス」のビデオも同番組のテイストを再現するためにそこで撮影されたそうだ。

 『ホワイト・ナイト』には他にもロビン、トレント・レズナー&アッティカス・ロス、イーグルスのジョー・ウォルシュ、ベティ・ラヴェット、ジョー・サトリアーニ、デイム・ファンクなど、多数の豪華ゲストが集結している。このことについてラングレンは、「デュエット・アルバムを作りたいとは全く思っていなかった。他の人のボーカルに自分の歌をかぶせたり、またその逆をするつもりもなかった。全てのコラボレーターにスポットを当てて、僕が邪魔しないで彼らが自分らしさを発揮できるスペースを設けたかったんだ」とコラボの意図を説明している。

 ラングレンの現在のツアーは、6月10日に米ニューヨークのシラキュースでラストを迎える。この秋にはリンゴ・スターのオール・スター・バンドと再びツアーに出る予定だが、その前にイエスの【Yestifal】ツアーに、カール・パーマーズ・ELP・レガシーと共に参加する。「プログレをがっつり演るのは久しぶりだよ。今はまだプログレをがっつり演るセットアップにはなってないんだけど、ギター曲を残したままR&B曲を外すことになるかな、もうちょっとプログレっぽくする為に。現時点では僕らのプロダクションを彼らのプロダクションにどうやって押し込むか悩んでいるところなんだ。自分だけのライブをフルで演る方がずっといいけど、その場合は自分サイズの観客の前でしかできないから、イエスとツアーすればもっとたくさんの人に観てもらえる」と彼はコラボ・ツアーをする意義について語った。

◎「チャンス・フォー・アス」MV
https://youtu.be/ShNdt2q1I3k