【U-20日本代表プレビュー】試される日本の組織力、初戦で段違いの力を見せたウルグアイと激突

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▽U-20日本代表は24日、日本時間20時にキックオフを迎えるU-20ワールドカップ(W杯)のグループD第2戦でU-20ウルグアイ代表と対峙する。共に初戦を白星で飾った両雄によるグループステージ突破への大一番だ。

◆苦戦も今大会白星スタート
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▽アジア王者として5大会ぶり出場のU-20日本代表は、21日に行われた初戦でU-20南アフリカ代表と激突した。開始早々に先制を許したほか、相手の高い身体能力を前に苦しい展開を強いられたが、FW小川航基とMF堂安律のゴールにより、南アフリカに逆転勝利。初戦でグループステージ突破の可能性を手繰り寄せる3ポイントを手にした。

◆イタリアとの好ゲーム制して日本戦へ
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▽一方、南米王者のウルグアイはU-20イタリア代表との強豪対決で今大会をスタートさせた。ゴールレスで迎えた後半に生まれたFWロドリゴ・アマラルの直接FK弾で先制すると、その後のイタリアの反撃をシャットアウト。イタリアとのハイレベルな戦いの中でしっかりと勝ち点3を掴み取り、日本との第2戦を迎える。

◆南アフリカよりも格上
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▽第1戦のイタリア戦を見る限り、ウルグアイの印象はまさに南米らしく、巧さとインテンシティを兼ね備えた手強い相手。日本が苦戦を強いられた南アフリカと比較しても、チームとしての緻密さや完成度だけでなく、個々のスキルにおいても格が違う。

▽一部のウルグアイメディアにより、初戦で決勝点のアマラルら数名に負傷欠場の可能性が伝えられているが、他にもユベントス加入内定のMFロドリゴ・ベンタンクールら次代のスター候補が多士済々。顕著なほどのチーム力低下は考えにくい。

▽日本は、そういった南米王者との戦いにどれだけアジャストできるか。初戦で散見されたように、フィフティなボールの競り合いに負けたり、決定機を不意にするようであれば、より苦戦を余儀なくされる可能性が高い。南アフリカ戦の反省を生かして臨みたいところだ。

★予想フォーメーション
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▽布陣は常用の[4-4-2]が濃厚。内山篤監督の下で絶対軸となりつつある最終ラインの4枚を含めて、顔ぶれに大きな変更はないだろう。とはいえ、迎えるウルグアイ戦は南アフリカ戦から中2日。内山監督も総力戦を見据えてのメンバー選考を明かしていることから、コンディション面を加味して、いくつかのポジションに微調整を図る可能性もある。

▽変更点を挙げるとすれば、ボランチのポジションか。初戦で先発したDF板倉滉が左ふくらはぎの軽い肉離れで前日練習を別メニュー調整。その日の戦術練習を見る限り、MF市丸瑞希、MF原輝綺にチャンスが巡ってくる公算が高い。また、DF初瀬亮に代わり、DF藤谷壮が右サイドバックを務めることになりそうだ。

★試される組織力
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▽正直、第1戦に関しては逆転勝利を収めた日本を評価すべき場面もあったが、南アフリカの決定力不足やプレーの雑さにも救われた試合。スキを見せずの戦いでイタリアを下したウルグアイを相手に、単純なミスが散見された南アフリカ戦のような展開は期待できない。

▽日本としてはまずミスを最小限に、ウルグアイに対すること。その上で、売りとする組織力で個々の力量を前面に押し出してくるウルグアイに粘り強く立ち向かっていきたい。日本の真骨頂であるチーム力が世界レベルで試される一戦になりそうだ。