Doctors Me(ドクターズミー)- 【5/23はキスの日】唇の荒れより口臭が嫌!? 勝負デート用お口対策

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5月23日は「キスの日」ということですが、キスの時に気になるのが、唇のコンディションと口臭。

他人のガサガサした唇や、くさい口臭は気になるのに、自分の口元に自信があるかといえばそうでもない…という方も多いのでは?

今回は、口元のケアについて医師に詳しく解説していただきました。

キスの時、唇と口臭どっちが気になる?


「婚活」を経て現在のパートナーと結婚した20〜30代既婚男女に調査を行ったところ、婚活中のデートにおいて口臭が自分で気になったという方が約半数を占めていました。

本気のデートとなると、接近戦もあり得るのでより自分の口臭が気になってしまいますよね。


男性のみを対象に行った調査では、「女性のリップの色よりも、息のニオイ」のほうが気になったと回答した方が86%。

素敵な印象を与えたくて女性は一生懸命お化粧をしていますが、意外にも男性が気になっているのはリップの色より口臭…。


「婚活中のデート」の口臭対策として気をつけていたことは、歯を磨くが59%、ガムを噛むが54%という回答でした。

上記の結果から、デートの時やキスの時などは自分の口臭も気になる上に、相手の口臭も気になってしまうという方が多いよう。お互いの好印象を保つためにお口対策をしていきましょう。

※解答者:「婚活」を経て現在のパートナーと結婚した20〜30代既婚男女 500名
(出典元:Value Press)

唇に乾燥やひび割れなどが起こりやすい原因


皮脂腺がない


唇の赤い部分は皮膚と粘膜の中間のような性質を持っています。皮膚には乾燥を防ぐための脂分を分泌している皮脂腺があるのですが、唇には皮脂腺はありません。

したがってニキビができることはありませんが、そのかわり乾燥しやすくなっています。

メラニン細胞がない


紫外線から皮膚を守ってくれるメラニン細胞もありません。そのため日焼けすることもありませんが、紫外線を受けると影響が大きく、乾燥やひび割れが起こります。

ターンオーバーが早い


皮膚に比べて表面を守る角質層が薄く、ターンオーバー(細胞が増殖し、古い細胞が表面にせり上がり、新しい細胞と入れ替わること)のサイクルが早いという特徴があります。

細胞の増殖が多いので、細胞の増殖に必要な栄養素が足りなくなると、その影響は皮膚よりも顕著に現れます。

唇の荒れで分かる病気


口唇炎


唇に炎症が起こって赤く腫れたり、裂けて出血したり、乾燥して皮がむけたりする状態を口唇炎と呼びます。

また、上下の唇の合わせ目の角に口唇炎が起こると口角炎と呼ぶこともあります。

■ 原因
・化粧品などへの接触皮膚炎
・アトピー性皮膚炎
・ビタミンや亜鉛などの栄養不足
・ヘルペスウイルスなどの感染や再活性化

ポイツ・ジェガーズ症候群


珍しいポイツ・ジェガーズ症候群という病気では、赤ちゃんのときに唇や口の中の粘膜にほくろがたくさん出ます。

唇の保湿を保つ方法


・加湿器を使用する
・シャワーやお風呂の湯気を浴びる
・リップクリームやワセリンなどの保湿剤を唇に塗る
・ワセリンやハチミツを唇に塗り、上から食品用のラップでパックする

唇がすぐ荒れる人がやっているNG行為


唇を噛んだり舐めたりする癖があると、唾液による刺激で荒れやすくなります。辛いものや熱いものを頻繁に食べることも唇の荒れの原因になります。

自分の口臭に気づきにくい理由


嗅覚に限らず五感には同じ刺激を受け続けると、だんだん感覚が鈍ってくるという特徴があります。自分の口臭や体臭は常に自分が感じ続けているので慣れてしまうのです。

臭いのキツイ食べ物を食べた時の対処法


うがい、歯磨き


歯垢には雑菌が含まれており、繁殖した雑菌が臭いの元になります。食後にできる範囲で水や洗口剤(マウスウォッシュ)でのうがい、歯磨きをしましょう。

入浴


にんにくの臭い成分であるアリシンは口や胃から漂うだけではなく、血液中に入って汗もにんにく臭くなりますので、体を動かしたり入浴することで体内から早くアリシンを追い出すこともおすすめです。

たんぱく質・緑茶カテキン


アリシンと結びついて臭いを和らげるとされているタンパク質や緑茶カテキンと一緒に食べるのもよいかと思います。

キスから感染する可能性のある病気


虫歯


虫歯の元になるミュータンス菌が、キスによって子どもに感染するとされており、キスや食器の共有を避けることが子どもを虫歯から守るのに重要と言われています。歯周病の原因となる菌もキスで伝染する可能性があります。

EBウイルス


唾液内にウイルスが含まれ、「kissing disease」と呼ばれるEBウイルスが有名です。ただ、多くの人が幼少期にすでに感染しているので、自分も相手もEBウイルスに感染していれば、キスをしても無症状です。

性感染症


■ クラミジア
男性:排尿痛や尿道不快感、かゆみ、尿道からの軽度の膿といった症状がでることが多く、尿道炎や精巣上体炎、前立腺炎を起こします。

女性:無症状のことが多いものの、子宮頚管炎に始まり、子宮内膜炎、卵管炎、骨盤内炎症性疾患へと発展します。

■ 淋菌
尿道炎や精巣上体炎を起こす場合が多く、尿道炎の場合は、排尿時に痛みが伴ったり、尿道から膿性分泌物が出たりします。

単純ヘルペスウイルス


顔面に症状が現れる事が多く、唇に出来るのが口唇ヘルペス、陰部に出来るのが陰部ヘルペスと言われています。単純ヘルペスウイルス(HSV)が人体の皮膚粘膜の感染により発症します。

B型肝炎やC型肝炎ウイルス


相手の口のどこかに傷口があり、出血がある場合、B型肝炎やC型肝炎ウイルスの感染の可能性もあります。

最後に医師から一言


キスは恋人や夫婦どうしで、あるいは親子の間で愛情を伝える重要な手段です。

しかし、ヘルペスウイルスなどを相手にうつしてしまう可能性がありますので、特に唇に傷や水疱があるときにはキスは控えましょう。

(監修:Doctors Me 医師)