フジテレビ“ノイタミナ”他にて2017年10月より放送開始となるTVアニメ「いぬやしき」。本作のメインビジュアルと主人公「犬屋敷壱郎」「獅子神皓」のアニメビジュアルとスタッフ情報が公開となった。

今回公開されたメインビジュアルに描かれたのは、犬屋敷の愛娘・麻理と、愛犬のはな子。麻理とはな子がしゃがみ込み、何かを待っているかのような表情でこちらを見上げるその背後には、破壊されバラバラに散らばった機械の破片が――。

また、昨年のアニメ化決定とともに公表された総監督・さとうけいいちさん、監督・籔田修平さんに加えて、シリーズ構成・脚本を瀬古浩司さん、キャラクターデザイン・恩田尚之さんが担当することも新たに発表。今回、メインスタッフより放送に向けての意気込みコメントが到着したので紹介する。



■メインスタッフコメント

――「いぬやしき」という作品の印象について

監督・籔田修平:それぞれ違った生き辛さを感じていた2人の主人公が、不意に得た特異な力をどのように受け止めて行動していくか。その心の動きの描写が魅力的だと感じました。奥先生ならではの発想とアクションの格好良さ満載の作品だと思います。

シリーズ構成・脚本・瀬古浩司:奥ワールドにどっぷりつかっていた学生時代。あの頃から約15年の時を経て、まさか奥先生の作品に関わる日が来るとは......。ただただ身に余る光栄であるとともに、人が生きるということの不可思議さを感じずにはいられません。そして偶然にも『いぬやしき』は犬屋敷さんが、そして獅子神がどのように生きるか、という物語でもあります。ふたりのそれぞれの生き方を真摯に描き出すことができればいいなと思います。

キャラクターデザイン・恩田尚之:原作者の奥先生は、いつもオモシロイ切り口のマンガを描かれるなぁと思っています。絵がリアルだから映像化向きですよね。


――ファンのみなさまへのメッセージ

総監督・さとうけいいち:奥浩哉先生の作品に携わるのは2作目となります。気負う事なく原作の持つエネルギーを映像でかましてやりたいと思います! SFマインドたっぷりで、アクション&バイオレンス!こんな初老ヒーロー見た事ない!って!どうぞご期待ください。

籔田:アクションの描写は最も期待される部分のひとつだと思うので、ご満足いただけるものに仕上げていきたいです。またふたりの主人公が持つ独特なキャラクターの描写にもアニメスタッフのアイディアが詰まっていますので、注目していただけたら嬉しいです!

瀬古:犬屋敷さんが、獅子神が、どう動き、どう戦い、どう人を殺し、そして救うのか......。さとう総監督、籔田監督をはじめMAPPAのマーベラスでエクストリームでハードコアな猛者たちがきっと凄まじいものを作ってくれるに違いなかろうと、無責任に思っています。だからみなさん、一緒に楽しみにOAを待ちましょう。

恩田:ふたりのバトルが、どの様に映像化されるのか、自分も楽しみにしています。お楽しみに!!



■TVアニメ「いぬやしき」

2017年10月よりフジテレビ“ノイタミナ”他にて放送開始!
Amazonプライム・ビデオにて日本・海外独占配信!


【スタッフ】
原作:奥浩哉(講談社「イブニング」連載中)
総監督:さとうけいいち
監督:籔田修平
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:恩田尚之
アニメーション制作:MAPPA
制作:アニメ「いぬやしき」製作委員会


<イントロダクション>
定年を間近に迎える冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎は 会社や家庭から疎外された日々を送っていたが、 ある日突然、医者から末期ガンによる余命宣告を受け自暴自棄になる。 その晩、突如飛来したUFOの墜落に巻き込まれ 機械の体に生まれ変わった彼は 人間を遥かに超越する力を手に入れることに。 一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神皓は、 手に入れた力を己の思うがままに行使し始めていた。 自分の意に背く人々をただただ傷付けていく獅子神と、 獅子神によって傷付けられた人々を救い続ける犬屋敷。 人間の本質は善なのか、それとも悪なのか...? 強大な力を手に入れた2人が、いま、それぞれの想いで動き出す――。


©奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会