作品をすっかり気に入った様子

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 全世界で40以上の言語に翻訳されたベストセラー小説を、マイケル・ファスベンダーとアリシア・ビカンダーの共演で映画化した「光をくれた人」のトークイベントが5月23日、都内で行われ、女優の木村佳乃が作品の深みについて語った。

 2度の流産を経験した灯台守のトム(ファスベンダー)と妻イザベル(ビカンダー)が、ボートで漂着した赤ん坊を自分たちの娘として育て始めるが、4年後に本当の母親が現れたことから激しい葛藤に襲われる。「ブルーバレンタイン」のデレク・シアンフランス監督がメガホンをとり、レイチェル・ワイズが赤ん坊の本当の母親ハナに扮する。

 「イザベルを意識して清楚な感じにした」という白のブラウスとロングスカートをまとって登場した木村は「数回見たのですが、毎回号泣します。初めて見たとき、すごく泣いたんだけど素晴らしい映画に出合えてニッコニコでした。自分の好きな5本のうちの1本に入ります。本当に“本物”です」と大絶賛。「誰も悪くないのに、あんなことが起こるなんて……とストーリーに引き込まれました。全登場人物に共感しましたし、それくらい優れている」と称賛はやまず、「カップルで見てもいいし、1人で浸るのもいいなあ……。絶対見て、とにかく見て!」と猛プッシュしていた。

 ビカンダーについて「笑顔がかわいい。女性の私が見てもぽーっとなる」、ファスベンダーについて「映画ごとに(雰囲気が)ガラッと変わる。ぜひご一緒してみたい」と語った木村は、両者が共演を機にカップルになったことに触れ「お互いを見る目が本物。お芝居じゃない」と演技を超えた演技が映し出されていると語った。

 5月11日には第10回ベストマザー賞に輝き「汗かいちゃいます……(笑)」と恐縮しつつ「娘の世話と仕事でバタバタだけど、毎日幸せ。できることは200パーセントやりたい。守りたい存在ができると(人生観が)変わりますね。今は絶対長生きしてやると思う。おばあちゃんになりたいんです」と力強く宣言。子育ての秘けつとして「疲れているときはついイライラしてしまうのですが、後から3歳の娘に謝っています。3歳であっても、人格を持った1人の人間なので」と明かした。

 「光をくれた人」は、5月26日から全国公開。