プリンスさん

 昨年4月に亡くなったプリンスさんの財産において、6人の兄弟が相続人として認められた。米国・ミネソタ州のペイズリー・パークの自宅でプリンスさんが死亡しているところを発見されてから約1年が経った今、ミネソタ州・カーバーの地方裁判所がプリンスさんの妹タイカ・ネルソンさんと半分血のつながった兄弟5人をプリンスの財産の相続人であると判決を下した。

 プリンスさんが遺書を書かずして他界したことで、たくさんの人々が財産を受け取る権利を主張してきており、ほとんどのケースが認められていないものの、いまだにいくつかのケースは審議中の状態だ。

 米テレビ番組『アクセス・ハリウッド』によれば、裁判官は「プリンスの財産が正式な裁判所命令なしに分配されることはない」として、今回の相続人の認定がほかの審議中のケースに影響を及ぼすことはないと強調しているという。

 遺書などが用意されていなかったとはいえ、タイカさんは以前、「3年前にプリンスが電話してきて、『やれることは全部やったって思うんだ』って言ったの」と言い「父とプリンスはいつもこういうことを言うのよ。彼は(自分が死ぬってことを)知っていた。そして、彼は私にその準備をさせてくれた。本当に明らかだったわ。彼はいかなければならなかったの。彼は疲れてたわね」とプリンスは自身の死を予期しており、最期への準備をしていたと話していた。

 麻酔などの鎮痛剤として用いられるフェンタニルの過剰摂取で死亡したプリンスさんは、自身の正体を隠すために使った偽名ピーター・ブレイヴストロングという名宛に処方された薬を服用していたことがわかっているほか、警察当局が薬の入ったバッグ、封筒、スーツケースが自宅から見つけたと報じられていた。