21日、衛生福利部(衛生省)の陳時中部長(右)と握手をするトム・プライス米厚生長官=衛生福利部提供

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(ジュネーブ 23日 中央社)ジュネーブで22日に開幕した世界保健機関(WHO)総会への台湾の未招請を巡り、総会の会場では台湾の参加を支持する発言が各国の代表から相次いで上がっている。米国のトム・プライス厚生長官は22日、「米国の失望を表明しなければならない」と強調し、台湾はWHOから排除されるべきでないと訴えた。

米国のほか、ドイツやオーストラリア、中華民国(台湾)と国交があるブルキナファソも台湾支持を公言。ドイツ代表は「(今年)招かれていない過去数年参加してきた全てのオブザーバーに遺憾を表明する」と述べた。ブルキナファソは医療や衛生に対する台湾の長期におよぶ援助に感謝を示し、WHO総会は「どんな人も抜け落ちさせてはならない」と台湾のオブザーバー参加を支持した。

同日行われた2対2の弁論では、台湾と外交関係を結んでいるセントビンセント・グレナディーンとパラオの代表がWHOに対し、台湾をオブザーバーとして総会に招請するよう呼び掛けた。

セントビンセント・グレナディーンの代表は、中国大陸が「一つの中国」原則を理由に台湾のWHO総会参加を阻んでいることについて、台湾には自身の政府、自由選挙、国家、国旗があり国家の要素を満たしているとし、台湾が中国大陸の一部分だというのはばかげていると一蹴した。パラオの代表は、パラオ国民に対する台湾の貢献は中国大陸と比べ物にならないとし、いつでも台湾のために発言する用意があると語った。

(唐佩君、戴雅真/編集:名切千絵)