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山梨県の企業サラダボウルは、関連会社アグリビジョンとともに東日本電信電話(NTT東日本)と2017年5月から2018年3月までの期間中、Wi-FiやAIを活用したトマト収穫予測や農作業生産活動の可視化などを目的とした共同実証実験を実施する。

サラダボウルは山梨県中央市に本社を構え、農産物の生産から加工、小売や農業経営のコンサルティングまで強い農業経営を掲げ、岩手県のいわて銀河農園、宮城県の東北アグリヒト、兵庫県の兵庫ネクストファームなど各地のグループ会社とともに地域に根ざした価値ある農業を目指した活動を行っている。今回同社はグループ会社のアグリビジョンと、NTT東日本と共同でトマトの収穫予測や作業者の活動の可視化の実証実験を行うことを発表した。

アグリビジョンは山梨県北杜(ほくと)市に大規模な園芸施設を持ち、ここでトマトの生産・販売を行っている。実証実験は、ネットワークカメラで撮影するトマトの映像データをWi-Fi経由でクラウドにアップロードし、AIを用いた画像解析で収穫可能なトマトを識別。ビニールハウス内での収穫量を予測するものだ。

従来、圃場の一部から試験的に収穫した上で人為的に収穫量を予測し、農作業の計画を立てていた工程だが、先端技術の活用により、農作業者の配置の最適化、正確な出荷数の予測が期待できる。また、作業者が身に付けるビーコンゲートウェイと、ハウスの各レーンに設置された電波ビーコンを用いてGPSが利用できないビニールハウスでの農作業者の位置情報を解析し、生産活動を可視化する。

3社は実証実験を通じて農作業分野にける簡単に利用可能なレディメイド型のIoTサービスの商品化を目指すとともに、農業法人・担い手農家支援、農業の6次産業化への貢献を行いたいとしている。