22日、フィリピンのドゥテルテ大統領が中国の習近平国家主席から南シナ海で石油採掘を強行すれば戦争になると警告されたと発言し波紋が広がっていることを受け、同国のカエタノ外相が火消しに努めた。写真はドゥテルテ大統領。

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2017年5月22日、フィリピンのドゥテルテ大統領が中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席から南シナ海で石油採掘を強行すれば戦争になると警告されたと発言し波紋が広がっていることを受け、同国のカエタノ外相が火消しに努めた。米華字メディアの多維新聞が伝えた。

ロイター通信などによると、カエタノ外相は22日、フィリピンと中国の指導者同士の先週の会談について「私の解釈では、脅しもいじめもなく、率直で友好的なものだった」とし、「2人の指導者のいずれかに、彼らまたはその国に無礼であると信じさせるような言葉も調子もなかった」と述べた。

報道によると、ドゥテルテ大統領は19日、習主席との会談で南シナ海で石油採掘を行う考えがあると明らかにしたところ、「もし強行するなら戦争になるだろう」と警告を受けたと発言。これを受け、フィリピンのアントニオ・カルピオ最高裁判事は、同国政府に対し、習主席による戦争警告を国連に提訴すべきだと求めていた。(翻訳・編集/柳川)