画像提供:マイナビニュース

写真拡大

日立産業制御ソリューションズは、医療研修センターの映像機器などと、日本マイクロソフトのクラウドプラットフォームの各種機能を連携することで、医療研修環境がない遠隔地でも、研修の受講が可能な環境を構築する医療研修基盤提供ソリューションの提供を開始した。

同ソリューションは、研修センター内に設置した複数台のカメラ、生体情報モニタ、プロジェクター、電子黒板などの機器を統合管理し、日本マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上にSaaS型医療研修基盤クラウドとして構築した研修教材、受講管理、実習映像、ライブ配信、ビデオ会議などの各種機能と連携する、医療研修基盤提供ソリューション。近年、国内の医療業界においては、地域による医療従事者の臨床技術格差が広がっており、場所を選ぶことなく均一な医療学習や臨床技術トレーニングを行える環境の整備が求められている。また、国際標準化の流れにともない、医療機関のJCI認証取得や、医療教育機関の2023年問題対策などから、臨床技術トレーニングの重要性に注目が集まっているという。

同ソリューションにより、遠隔地にいる医療従事者が、時間や場所の制約を受けることなく、患者急変対応などの臨床実習の遠隔研修を受講することや、研修センターで実施される研修へのアクティブラーニング形式での医療研修受講が可能となる。また、研修センターでは、壁面に複数台のプロジェクターを活用した医療現場再現映像を表示し、臨場感のある医療研修の環境を構築しており、研修センターでの医療トレーニングと遠隔地研修からの医療学習の双方の理解向上を支援する環境を構築することもできる。研修センターでのトレーニング受講者は、遠隔地の職場に戻った後に実習映像を閲覧することで、自身の振り返りによる理解向上と職場への知識の共有も可能となっている。価格は、本体ソリューション料が研修センターあたり月額22万円〜(学習コンテンツの作成および提供は含まれない)。初期導入費は個別見積りとなる。

同社は、同ソリューションの拡販を通じて「医療の質と安全の向上」に貢献し、今後は、同ソリューションを医療以外の分野にも適用していく予定ということだ。