ソウル中央地裁に出廷した韓国の前大統領、朴槿恵被告(2017年5月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)収賄罪などで起訴された韓国の前大統領、朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)被告(65)の初公判が23日、ソウル中央地裁(Seoul Central District Court)で始まった。

 紺のパンツスーツに拘置所の収容者番号が書かれたバッジをつけた朴被告は、化粧もせず、やつれた表情で手錠をはめられたまま庁舎に入廷した。大規模な汚職スキャンダルで同じく起訴された親友の崔順実(チェ・スンシル、Choi Soon-Sil)被告とは目を合わせなかった。

 朴被告が公の場に姿を見せたのは3月の逮捕時以来。金世潤(キム・セユン、Kim Se-Yun)裁判長に職業を問われると「無職です」と答えた。公判は数か月続く見通し。

 40年来の親友である崔被告を中心に、サムスン電子(Samsung Electronics)の李在鎔(イ・ジェヨン、Lee Jae-Yong)副会長ら財界有力者も関与した一大贈収賄事件で、朴被告は昨年12月に国会で弾劾訴追され、今年3月に逮捕、4月に起訴された。

 身柄を拘束された後に朴被告が公の場に姿を見せたのは23日の公判が初めて。

 朴被告は収賄、強要、崔被告に贈賄した財界有力者に有利な政策を取った権力乱用など18の罪に問われている。この裁判で、朴被告と贈賄側の大財閥幹部の関係について新たな事実が明らかになる可能性もある。
【翻訳編集】AFPBB News