町民の税金を着服して業務上横領の疑いで元職員(30)が逮捕された滋賀県甲良町で、今度は北川豊明町長(71)が友人の延滞金を半額返金していたという疑惑が浮上している。

逮捕された元職員は、横領について「しめしめ感あった」「ばれちゃいましたね」などと悪びれもせず答え、役場の管理体制がずさんだったと認めていた。北川町長(71)は「あまりにも巧妙かつ手口が多岐にわたっている。トップでも税務の中を知り尽くしてはいなかった」と語っていたが、今回の疑惑について町議の1人は「(差し押さえた税金を)返してはならないと重々知っているはず。知らないでは済まされない」と追及する考えだ。

町議によれば、7年前に小学校以来の友人に差し押えの税金の一部を返金したという。

延滞金30万円の半分返していた

渦中の友人に聞くと、あっさり「事実です」と答えた。友人は固定資産税約120万円を滞納、延滞金約30万円と併せて150万円を差し押さえられたため、町長に相談すると滞納金のうち15万円が振り込みで返ってきたという。町議らは、これが町長の指示ではないかとみて調査している。

町長の評判はどうなのか。「ハキハキ物事をはっきりさせる」「軽トラで走ったり、素朴な気のいい田舎のおっさん」と支持する人もいる。

「とくダネ!」が町長に直撃すると「答える必要がない。うるさい」と役場の扉を閉めて逃げるように入っていった。

司会の小倉智昭「この町の税務課はどうなっているんだろう。職員に『半分15万円、返金してやってな』とみたいな感じだったのだろうか」