勢いをつけすぎないようにゆっくり閉める

静かな住宅街に住んでいて、夜中に帰宅したとき、あるいは早朝出かけるとき、ドアをバタンと閉めて、「マズイ!」と思ったことはないだろうか。最近のクルマは気密性が高いので、半ドアにならないよう、勢いをつけて……となりがちだが、一番うるさい締め方は、その勢いをつけて、途中でドアから手を離して閉めるパターン。

静かにドアを閉めるには、ドアが閉まりきる10センチぐらい手前のところで、一度止めて、掌全体でドアを押してあげるようにして閉めれば、大きな音を出さなくても閉められる。

車内から閉めるときも基本は同じ。隙間が10センチぐらいになったところから手前に引けばうるさくない。その際、窓を少し開けてからドアを閉めると、より小さな力で閉められるので、さらに静かに閉めることができる。

コツは、勢い任せで閉めないことと、最後までドアから手を離さないこと。トランクやリヤゲートも基本的に同じだが、トランクなどは重力を利用して閉められるので、ゆっくりと閉まるきっかけだけ与えれば、あとは慣性でほとんど閉まるはず。

ドアとは逆に、ラスト10センチはゲートから手を離し、自動的に閉まるのを待つ感じ。リヤゲートのダンパーが強いうちは(やがてヘタってくる)、ゲート慣性+足りない分だけ、手でアシストする必要があるかもしれないが、いずれにせよ勢いをつけすぎないようにゆっくり閉めるのが肝要。

あとはヒンジやストライカー、スライドドアのローラーなどを、ときどきグリスアップすることも忘れずに。ミニバンなどで、半ドア状態からドアを自動的に閉める「ドアクローザーシステム」(オートクロージャー・イージードアクローザー)などがついているクルマなら、手動でゆっくり半ドア状態までドアを動かし、あとは、ドアクローザー機能に任せるのが、一番確実。

もちろん電動開閉式のスライドドアなら、静かに開閉できる。