ドクター・ストレンジとアイアンマンの共通点

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マーベル・スタジオが贈る、ベネディクト・カンバーバッチ主演最新作「ドクター・ストレンジ」。2018年公開の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(原題)では、アベンジャーズへの仲間入りが噂されているドクター・ストレンジだが、アベンジャーズの中から、アイアンマンこと、トニー・スタークと共通する“クセのすごさ”を見ていこう。

二人に共通しているのは、なんといっても“上から目線”。ストレンジは不慮の事故に遭遇し、輝かしいキャリアも技術も失ってしまったが、並外れた外科手術の技術を持っていた彼は天才を自負しており、同僚の医師が下した診断結果にダメ出しすることもしばしばだ。しかもその指摘がすべて正しいだけに、周囲もストレンジの言葉に同調せざるをえない。富と名声を欲しいままにしながら、その“傲慢さ”が災いし、周囲からは疎まれる存在でもあった。

一方のトニー・スタークは、バツグンの知性と先見性を武器に、ビジネスの世界で大成功。絶対的な自信にもとづく“論破”キャラで、その言動はときに独善的と受け取られることもある。実際「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」では、アベンジャーズ内に修復しがたい亀裂を生んでしまった。

職業柄、社会的地位が高く、経済的にも恵まれている両者だが、その分、私生活での自分ルールも事細かく、セレブ然とした振る舞いや、良くも悪くもナルシストな一面も。同性からは反感を買いつつ、女性にとっては「メンドくさいけど、逆にかわいい」と思えるチャーミングさも兼ね備えている。また二人とも家族を失った過去があり、時折見せる憂いが女性ファンの母性本能をくすぐるポイントかもしれない。

もちろん、人類がピンチに立たされれば、仲間と手を取り合い、最大限のポテンシャルを発揮する「やるときはやる!」精神が、ドクター・ストレンジとトニー・スタークの最大の共通点であることは言うまでもない。今後両者のタッグが期待されているだけに、両作品ともMovieNEXでおさらいしておくと、よりその世界観を楽しめそうだ。

「ドクター・ストレンジ MovieNEX」(4000円/税別)は6月2日に発売(現在デジタル配信中)。また、公式サイトでは、自由な発想でのオリジナル動画と写真を投稿する「あなたの“魔術シーン”を大募集キャンペーン」を開催している。