(写真提供=FA photos)

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ACミランの本田圭佑が今季限りでチームを退団する意向を表明した。

5月22日に開設された自身の公式ツイッターでの発表は日本サッカー界に波紋を呼んでいるが、このニュースはお隣・韓国でも大きく伝えられている。
 
『スポータル・コリア』は「“公式発表”本田、“16-17シーズン最後にミランを離れる”」と見出しを打ち、「本田は2014年にCSKAモスクワを離れミランに入団した。ミランは背番号10を与え期待したが、これという活躍を見せられなかった。今シーズンも出場時間は131分に過ぎず、戦力外選手に分類された」と3年半の在籍期間を振り返った。

「これという活躍を見せられなかった」

「日本のFW本田、ACミラン退団公式宣言。“常に挑戦だった”」と見出しを付けたのは『スポーツ・ソウル』だ。

記事は本田の公式コメントを引用しながら、「本田はボローニャ戦でフリーキックを叩きこみ、今シーズンの初ゴールを遅れて決めた。初得点の余韻も冷めやらぬうちに退団を発表したのだ」と報道。文末では「8試合1ゴールに終わり、日本代表でのポジションも奪われた状況だ。契約期間が終了し、本田は他のクラブを探し始めた」と酷評している。

「日本MF本田、“ACミラン離れる”と発表」のヘッドラインとともに報道した『マイ・デイリー』の記事も手厳しい。

記事では「通算80試合に出場し10ゴールを記録した」とその成績を伝えながら、「今シーズンは出場機会を得られず厳しい時期を過ごした」と強調している。

「まだいたのか」韓国サッカーファンの反応

韓国サッカーファンも本田の退団表明にすぐさま反応した。

ネット上では「まだいたのか?」「史上最悪のミラン10番」「ミランに資金が入ったのにこんなやつを使う必要がないでしょ」と厳しい意見が目立つ。

その一方で、「本田はミランに入るまでは上手かったのに」「実力は確実に脱アジア級なのに…チーム運が悪いんだろう」「チーム選択をしっかりやって移籍してほしい」と、今後の活躍に期待する声も見られた。

退団後の展望については公式に語られておらず、韓国メディアも興味津々だ。

前出の『スポータル・コリア』は、「今後の行き先はアメリカである可能性が高い。現地メディアによればアメリカのメジャーリーグ球団と交渉を進めているようだ」と報じた。

また4月には『NAVERスポーツ』がJリーグへの移籍の可能性について「彼が未だに日本国内で最高の人気を誇るスーパースターである点、そして彼を引き入れたときに生まれる波及効果は魅力的だ。清武弘嗣がセレッソ大阪に復帰するや否や彼のユニフォームがオンラインショップで瞬く間に完売した事例もある」「総合的な難局を打開するための救済策としてJリーグ復帰を打診するだろう」と伝えている。

いずれにせよ、韓国メディアやサッカーファンがその動向にここまで注目する現状を見るに、本田が韓国サッカー界にとっても“特別な存在”であることは間違いなさそうだ。

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(文=李 仁守)