偉大なリーダーが持つ3つの習慣

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歴史に残る有名な指導者の多くは、人々を自分の周りに集め、触発する能力を生まれながらに持っていたとされる。その物語やリーダーシップの資質は神話となり、現代の起業家志望者が目指す指標となっている。だが、他人のマネジメントスタイルの再現に執着し過ぎることは危険だ。なぜか?

それは、偉大な指導者になる正しい方法など存在しないからだ。完全に同じ人間など存在しないのに、成功した指導者のスタイルを単にまねして自社の指針に組み込んでも、必ずしも成功はしない。偉大なリーダーになる道は、人によって違う。

リーダーにはある程度の可視性が必要だ。従業員がリーダーに期待するのは、特定のプロジェクトや会社の取り組みについての指導だけではない。より大きな自信と高い生産性を持つ貢献者になるためのインスピレーションも求めている。あなたも下記の3つの習慣を日々実行すれば、周りの人々を効果的に率い、刺激することができる。

1. 心身の健康を優先する

力強いリーダーたちは、仕事に熱中し過ぎると自信と創造性を持って職場を率いられないことを分かっている。仕事から離れる時間を作って運動や瞑想、趣味に充てて心をリセットすることで、仕事モードに戻ったときにさらなる成功を収める準備ができる。

しかし仕事が忙しくなると、健康や睡眠、娯楽などの活動が犠牲になりがちだ。12時間勤務を終えた後にジムに行くことなど不可能だろう。

偉大なリーダーは体力と健康のために時間を作ることに積極的で、精神力のみに頼らない。運動と自己ケアの時間を毎週のスケジュールの中に組み込むことで、健康をおろそかにしないようにしている。朝起きてすぐに運動し、家族との夕食の間はスマホの電源を切って、毎晩十分な睡眠を確保する。

強いリーダーは、定期的に運動を行うことで精神的に安らぐだけでなく、生産性を維持できることを知っている。運動をするとエンドルフィンが体内に放出されるが、幸せな人ほど生産性が高いことが調査で分かっている。全体的な精神の集中度、記憶力、スタミナ、集中力など、強力なリーダーがよりどころとする適性は運動で向上できる。強力なリーダーは心と体を当たり前のものとして扱わない。毎日1時間早めに起きることで自分にも会社にも利益があることを知っている。

2. 好奇心を失わない

世界は急速に変化しており、技術発展は私たちの生活のほぼ全側面を変え続けている。効果的なリーダーは、過去の成功に甘んじている余裕などないことを理解している。プロジェクトを成功に導いたとしても、一方で周りの世界を形作る最新のトレンドやトピックについていく必要があることを知っている。

米ビジネス誌ファスト・カンパニーによると、偉大なリーダーの特徴の一つは自分の知らないことを認め、常に質問をすることだ。読書や、他部署の同僚との会話、外の世界の探索など、自分の好奇心を満たす時間を作ることで、より良い解決策や先進的なアイデアが生まれる。

3. 質問をし、耳を傾ける

効果的なリーダーシップとは、自分の意見を聞いてもらうことが全てではない。周囲の意見を聞くことも同様に大切だ。グーグルの人材育成プログラム共同設立者、ジェニー・ブレイクは「複雑な、あるいは難しい会話では、75%を聞くことに集中し、助言に充てる時間は25%のみにすべきだ」と話す。聞き上手であることはリーダーとして当然だと感じるかもしれないが、これを優先事項としない人は多い。

同僚との直近の会話を思い出してほしい。相手の言葉は耳に入っていたかもしれないが、本当に真剣に聞いていただろうか? 自分の考えや懸念が考慮されていないと従業員が感じてしまうと、職場での不信感が増大し、仕事への熱意が低下してしまう。

有能なリーダーは周りの人との会話を毎日の習慣とし、周囲の言うことを積極的に聞いている。リーダーであり、自社の対外的な顔であるあなたは、自社ブランドの最新情報を効果的に宣伝するためのインタビューのコツを一つや二つ身につけているはずだ。

こうしたコツを次回同僚と話す際に取り入れてみよう。あなたが身近な存在であり、受け入れ姿勢をみせていれば、従業員は自分の意見やアイデアを安心して伝えるようになる。

偉大なリーダーシップとは、スキル、経験、そして健康で生産的な習慣の継続のたまものだ。こうした習慣を自分の日常生活に取り込もうと努力すればするほど、自分や同僚の活躍を促進できる。