バルサとマドリーから得点を奪った日本人選手、何人いるの?

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世界を代表する二大サッカークラブ、バルセロナとレアル・マドリー。

そんな二大チームと戦うことを許された選手は世界に数多く存在し、そうしたチャンスを夢見るプレーヤーも多いはずだ。

そこで今回は、この両チームからゴールを奪ったことがある日本人選手を探してみた。

あなたは一体何人思い浮かぶ?

1. 乾 貴士

日時:2017年5月21日
試合情報:2016-17 ラ・リーガ 第38節 バルセロナ 対 エイバル
試合結果:バルセロナ 4-2 エイバル

【コメント】

スペインでのプレーを夢見ていた男が、リーガの最終節に快挙を成し遂げた。バルセロナ相手に公式戦でゴールした日本人選手は乾が初めてであり、カンプ・ノウで得点した最初の日本人プレーヤーになった。

ただでさえバルセロナ相手に2ゴールを決める選手は少ないが、「0-2」という状況に追い込んだプレーヤーは世界的にもかなり珍しいのではないのだろうか。今回の得点により乾のリーガ通算得点は「6」となり、大久保嘉人が持っていた記録を上回った。

2. 柴崎 岳

日時:2016年12月18日
試合情報:クラブワールドカップ2016 決勝
試合結果:レアル・マドリー 4-2 鹿島アントラーズ

【コメント】

クラブワールドカップ決勝という脚光を浴びる大舞台で、世界を驚かせた柴崎岳。1-0とリードされた状況から2点を奪い、一時はマドリーを追い詰め「世界一」にあと一歩と迫った。

その後、柴崎にはスペインのクラブからオファーが届き、最終的には2部のテネリフェを選択。一時はコンディションを崩し出場する機会が与えられなかったが、先日のウエスカ戦で初アシストをマークしている。チームは現在4位につけており、昇格プレーオフへの出場が期待される。

※「YouTubeで見る」からご覧ください

3. 小林 大悟

日時:2005年7月25日
試合情報:親善試合
試合結果:東京ヴェルディ1969 3-0 レアル・マドリー

【コメント】

乾と柴崎に関してはつい最近の話なのでほとんどの人が覚えていたはずだが、ここから先に紹介する選手がマドリーから得点を奪っていたのはあまり知られていないのではないだろうか。

マドリーは2003年から3年連続で来日し、東京ヴェルディとは2004年から2年連続で対戦。スタート6分に小林大悟にゴールを許すなど、0-3と完敗している。

4. 山田 卓也

日時:2005年7月25日
試合情報:親善試合
試合結果:東京ヴェルディ1969 3-0 レアル・マドリー

【コメント】

小林大悟の得点で、マドリー相手からリードを奪った東京ヴェルディ。すると26分にワシントンが追加点をあげ、後半開始直後にはコーナーキックから山田卓也がヘディングで3点目をマークした。

プレシーズンツアーとは言え、「銀河系軍団」と呼ばれたマドリーに3-0と完勝したのはお見事である。なお、このゲームには「名解説」でお馴染み玉乃淳も途中出場している。

5. 成岡 翔

日時:2005年7月27日
試合情報:親善試合
試合結果:ジュビロ磐田 1-3 レアル・マドリー

【コメント】

2005年のプレシーズン、直前の東京ヴェルディ戦に敗れたマドリー。ジュビロ磐田戦ではキックオフ直後にラウール・ゴンサレスが先制ゴールをあげるも、23分には成岡翔に同点ゴールを許した。結局試合は1-3でマドリーが勝利し、味の素スタジアムには3万4603人が集まった。

なお、マドリーは2004年7月にもプレシーズンツアーで来日しており、ジェフユナイテッド市原・千葉と対戦。この時はFWマルキーニョスが強烈なフリーキックを突き刺し、マドリーからゴールしている。