WCSこと世界コスプレサミット(WORLD COSPLAY SUMMIT)の開催地として広く知られることとなった愛知県名古屋市。そんな世界コスプレサミット2017発表会開催に合わせ、名古屋市の南北を貫く目抜き通りである南大津通を歩行者天国とし、コスプレイヤーを募るという大規模なフェスティバル「ホココス」が5月21日(日)に開催された。

今やコスプレの聖地としても名高い名古屋市中区栄での開催とあり、そのきめ細やかなおもてなしは折り紙付き。歩行者天国内のコスプレイヤーたちを時間・場所別に「ゲーム・ボカロ」「魔法少女&魔法使い」「学園・スポーツキャラ」といった具合に住み分けさせ、全員がくまなく主人公になれるよう徹底した配慮がなされていた。

このような環境の良さのためか、コスプレイヤーたちも互いに声を掛け合い、積極的に同じ作品を愛する仲間を集めては、道行くカメラマンらに「撮って撮って!」と逆オファーをかけるなど他コスプレイベントでは見られない楽しみ方をしているのが印象的だった。会場には昨年のWCS日本代表スカイリ氏をはじめ、クオリティの高いレイヤーがズラリと並んでおり、カメラマンたちもその“撮れ高”の良さに終始満足げ。

初夏だと言うのに30度超えとなったこの熱い熱いホココス、メインイベントとなるコスサミ2017発表会では7月29日〜8月6日という9日間、人気声優・上坂すみれをオフィシャルサポーターに迎えての「世界コスプレサミット2017」開催が正式にアナウンスされた。開催15周年を迎える今夏の戦いは今まで以上の“激アツ”バトルが見れることになるのは間違いないだろう。