インドネシア・ジャカルタの警察署で、警察当局の記者会見で一列に並ばされる男性ら(2017年5月22日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドネシアの警察当局は22日、サウナで同性愛者向けのパーティーを開いていたとして、男性141人を拘束したと発表した。人口の多数をイスラム教徒が占めるインドネシアにおいて同性愛者に対する逆風が改めてあらわになった形だ。

 当局は首都ジャカルタ(Jakarta)で21日夜、サウナやジムが入居する建物に強制捜査を行い、「ワイルドワン(The Wild One)」という名のイベントを中断させたという。

 インターネット上で拡散された画像には、強制捜査の後、上半身裸の男性らがジムの隣の部屋にすし詰め状態で座っている様子が捉えられていた。

 ある捜査官はAFPに対し、「21日に当局職員が覆面、および現場への強制捜査を行った」と明らかにした。

 同性での性行為はインドネシアで唯一シャリア(イスラム法)が適用されているアチェ(Aceh)州を除いて合法とされているが、この捜査官によると、逮捕者のうち10人は、わいせつ物に関する厳格な法律により訴追される可能性があるという。10人の中にはパーティの主催者とされる人物らをはじめ、売春やストリップショーでダンスをした疑いのある男性も含まれているとされ、もし有罪となった場合、最大で禁錮10年の刑が科せられる可能性があるという。
【翻訳編集】AFPBB News