19〜21日の3日間にわたって幕張メッセ(千葉市)で開催された世界最大級の韓流フェスティバル「KCON 2017 JAPAN」の大盛況ぶりを、韓国日報が報じた。写真はソウルにある韓流関連の展示。

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2017年5月19〜21日の3日間にわたって幕張メッセ(千葉市)で開催された世界最大級の韓流フェスティバル「KCON 2017 JAPAN」の大盛況ぶりを、韓国日報が報じた。

記事によると、同フェスティバルには延べ4万8500人以上の来場者があり、ここ数年冷え切っていた日韓関係を経て、日本における韓流ブームが再び息を吹き返したとの評価が出ているという。特に20日夕方には1万人以上のファンが公演会場の客席を埋め尽くし、Apink、Babylon、Tiger JK、ユン・ミレ、CNBLUE、GOT7、MONSTA Xなど韓国有名歌手らがステージに立つたびに、あちこちから「かわいい」「ヤバい」「めっちゃかっこいい」など黄色い声援が2時間の公演の間中、響きわたったそうだ。

イベントを主催した韓国のメディアコンテンツ企業CJ E&Mによると、昨年に比べ今年の観客は若年層の割合が高まっているといい、関係者は「『日本のおばさん部隊』の限界が指摘された過去とは異なり、10代から大学生、社会人、壮年層と、年齢層が広がったことが大きな収穫だった」と話す。

また今年は、韓国のライフスタイルを総体的に体験できるさまざまなイベントが用意されたことも特徴の一つ。K−POPのほか、韓国の料理、コスメ、ドラマ、ファッションなど韓国人の生活を実際に体験できるようにし、韓国中小企業庁、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)、韓国観光公社、韓国コンテンツ振興院などの政府機関も参加してイベントを展開、来年に迫った平昌(ピョンチャン)五輪を宣伝したという。

CJ E&M音楽コンテンツ部門長で総括担当のシン・ヒョングァン氏は、「韓流は音楽・ドラマを超えて、韓国の食やファッションなど韓国のライフスタイル全体に広がっている。KCONを継続的に開催して、韓国文化が世界の主流文化に跳躍していけるようサポートしたい」と話している。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「これでまた韓流の存在感が高まるぞ!」「韓流の世界化、日本の韓国化が進むね」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の当選が国家イメージの改善に大きく寄与したことは間違いない」など喜びの声が上がっている。

一方で、日本在住というユーザーからは「日本にいるけど、韓流ブームというほどのものはない。一部マニアはいるかもしれないけど」という声が上がり、「韓国でもクラスに2〜3人は日本や米国マニアがいる。日本もそれと同じケースでは?」「韓国で無名なバンドが日本進出しても人気になる。それだけマニア層が多いということ」との声も。

また、「安倍(晋三)首相が政策的に“嫌韓”を利用する限り、第2の韓流ブームは望めない」「日本に行く韓国人観光客の方がよほど多いはず」と冷静に分析するコメントも寄せられた。(翻訳・編集/松村)