◇「国政企画諮問委」始動 5カ年計画樹立へ
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権で事実上の引き継ぎ委員会の役割を果たす「国政企画諮問委員会」の金振杓(キム・ジンピョ)委員長は22日、ソウル市内の事務所で初の全体会議を開き、「これまでの引き継ぎ委とは異なり、小規模で迅速に運営する」との方針を示した。6月末までに「国政運営5カ年計画」を策定し、7月初めに大統領に報告する計画を明らかにした。

◇北ミサイル「北極星2」は準中距離級 グアム届かず=韓国軍
 韓国軍合同参謀本部は22日、 北朝鮮が前日に発射したミサイル「北極星2」について準中距離弾道ミサイル(MRBM)に該当するとの見方を示した。同本部のノ・ジェチョン広報室長は国防部定例会見で、 「正常(な角度での)発射時の飛行距離は準中距離弾道ミサイル級と判断している」と述べた。
◇李元大統領側 4大河川事業に対する監査指示に反発
 文大統領は22日、李明博(イ・ミョンバク)政権下で推進された4大河川(漢江、洛東江、錦江、栄山江)整備事業の政策決定および実施の過程に対する政策監査を指示した。これを受け、李元大統領側は報道資料を出し、「政府は監査、裁判、評価が終了した前々政権の政策事業について難を付け、政治的なもめ事を作るよりは、4大河川整備事業の後継事業を完結し、同事業により確保した水をうまく管理することで干ばつ解消に力を注ぐべきだ」と指摘した。
◇韓国総合株価指数 再び最高値更新

 韓国の総合株価指数(KOSPI)が終値基準で初めて2300を突破し、過去最高値を更新した。22日の株式市場でKOSPIは前営業日(19日)より15.55ポイント高の2304.03で取引を終えた。外国人の買い越しが指数を押し上げ、11日に記録したこれまでの最高値2296.37を上回った。
◇与野党4党 政府との協議体構成に向け実務協議へ
 与党「共に民主党」の禹元植(ウ・ウォンシク)、保守系の最大野党「自由韓国党」の鄭宇沢(チョン・ウテク)、中道系野党「国民の党」の金東チョル(キム・ドンチョル)、保守系「正しい政党」の朱豪英(チュ・ホヨン)の各院内代表と丁世均(チョン・セギュン)国会議長は22日、会合を開き、与野党と政府の常設国政協議体構成に向けた実務協議を開く方針を決めた。協議体の構成は、19日に青瓦台(大統領府)で開かれた文大統領と与野党院内代表との会合で合意した。
◇朴前大統領あす初公判 地裁が法廷内の撮影許可
 収賄罪などで起訴された朴槿恵(パク・クネ)韓国前大統領が被告席に立つ姿がメディアを通じて公開される見通しだ。ソウル中央地裁は22日、23日に開かれる朴被告の初公判について、報道陣が法廷で撮影することを許可する方針を示した。撮影は裁判官が入廷し、開廷宣言をするまでで、朴被告の姿は手錠を外された状態で公開されるものとみられる。
◇サムスン系列社合併で圧力 前保健福祉相に懲役7年求刑
 サムスングループ系列会社の合併に賛成するよう国民年金公団に圧力をかけた罪で1月に起訴された前保健福祉部長官の文亨杓(ムン・ヒョンピョ)被告の論告求刑公判が22日、ソウル中央地裁で行われた。韓国政府から独立して朴前大統領に絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件などを調べた特別検察官チームは「国民年金公団の独立性を損ない、大企業オーナー一家に利益を与え、国政介入に助力した重大犯罪だ」と指摘。懲役7年を求刑した。
 文被告は保健福祉部長官だった2015年7月、同部所管の国民年金公団にサムスン物産と第一毛織の合併を支持するよう不当な圧力を加えたとして、職権乱用の罪に問われた。国民年金公団はサムスン物産の大株主だった。