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2025年。クルマの選び方に節目が……

2020年までに、つまりたった3年後に、EVと内燃エンジン・モデルの “車両価格” が、同水準に近づくと話す専門家がいる。しかし、フランスのルノーは、これを否定する立場だ。

電気自動車の事業を率いるギレス・ノルマンドは、EVと内燃モデルの「車両価格」が近づくというのは、誤って伝えられたものであり、正しくは「新車購入時から5年間に掛かる総コスト」の話だとしている。

ルノーの関係者はAUTOCARの取材に対し、「わたくし共の想定では、Bセグメントの車両に関しては、TCOE(トータル・コスト・オブ・オーナーシップ)と維持費が、2020年までに差がなくなります」と答えている。そしてその5年後の2025年には、Cセグメントについて、EVと内燃モデルのTCOEが同額になるのだという。
 

TCOEって何? これからのクルマ選び

TCOEとは、リース業界の用語で、残存価格、メンテナンス費用、保険、燃料代などと、新車購入時の支払額を組み合わせた金額である。

AUTOCARは、EVの大量生産が進むと、バッテリーの価格が下がり、リース契約の月額が低下すると考えている。他方、内燃エンジンの環境規制は今後も強化され続け、開発コストは高まる一方なのである。

ルノーの見解によれば、全体的な流れとしては、EVのTCOEが安価になる見込みだ。同社の試算では、3年/4万8000km走行時のルノー・ゾエとクリオの維持費は、ほぼ同額になるという。