「才能は本物」「驚くべき冷静さ」 “ベールを脱いだ”久保建英に韓国メディアが賛辞惜しまず

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U-20W杯初陣でいきなり決勝点アシストの久保 「ついにその真価を発揮した」

 U-20ワールドカップ(W杯)韓国大会のグループリーグ第1戦で、U-20日本代表が南アフリカに2-1と逆転勝利した結果を、韓国メディアも一斉に報じた。

 特に後半14分から、MF三好康児(川崎フロンターレ)と交代して出場したFW久保建英(FC東京U-18)が、同27分に勝ち越しゴールをアシストした活躍ぶりは、大々的に取り上げられている。

 スポーツ紙「スポーツ朝鮮」は、「驚くべき冷静さと広い視野、“16歳の天才”久保の才能は本物だった」(実際は15歳)との見出しで、「久保に派手さはなかったが、広い視野でゲームを動かした。周囲の選手にパスを回してテンポを作り、スペースが生まれるとそこに走りこんだ。相手選手と体格の差があるため、フィジカルではまだ勝ちきれない部分もあったが、それを補う卓越した視野と技術があった」と評価した。

 スポーツ専門サイト「SPOTVニュース」は、「ベールに包まれた久保建英が、我々の前でついにその真価を発揮した。逆転ゴールのきっかけを作り勝利に貢献した。日本でも心配と期待が半々の選手だったが、それを完全に払拭し、次戦での活躍も期待される」と伝えている。

“ジョーカー”として今後も起用されると分析

 また、サッカー専門サイト『フットボリスト』は「後半14分に投入された久保は、その他の選手とは4歳年下にもかかわらず、落ち着いてボールをキープし、安定したプレーを見せた」と報じた。

 さらに同サイトは、「久保は4-4-2のフォーメーションに創造性を加えられる選手。他の選手に比べてまだフィジカルが落ちるため、今後の試合でも日本の“ジョーカー”として投入されることでアクセントとなり、結果を残す役割を与えられるだろう」と起用法についても分析している。

【了】

金 明碰●文 text by Myung-wook Kim

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images