いざ、理想のグリーンを求めて!

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その道のプロフェッショナルと一緒に、あなた好みのグリーンライフを探してみましょう。ユニークかつこだわりのある“理想に出会える”お店を紹介します。

【写真を見る】一点でも映える個性的な植物に出会えるお店

■ KNOCK by GREEN FINGERS

自分のセンスに自信がなかったら、迷わずこのお店に行ってほしい。世界で活躍するプラントアーティスト・川本 諭さんによるセレクトショップで、ここ数年のグリーンブームを牽引してきた。一般的なお店では取り扱いの少ない植物を中心に、個性的な顔ばかりがそろい、水染みのある木箱やサビ付いたアイアンのラックなど、味のあるインテリアと共にディスプレイされている。「われわれが提案する植物は、このインテリアと同じように“経年変化を楽しめる”ものです。インドアグリーンは、剪定したり、矯正したり、人工的に形を整えていることが多いのですが、この子たち(植物)は生き物ですから、自由にさせてあげるのが一番いいと考えています。ありのままを受け入れると、どんどん個体差が出てきて、育てるおもしろみが生まれてくるんですよ」とスタッフの鈴木さんは笑顔で語る。確かに、ここに並ぶ植物は、純粋に美しいというよりは、オブジェの感覚に近い。部屋に一つ置くだけでも存在感があり、部屋の印象を大きく変えてくれそうだ。同じ品種でもまるで印象が違うので、ビビビッと運命的な出会いがあるかもしれない。

土を必要としないキセログラフィカや、天井から吊るされたコウモリランなど、“鉢に入れて置く”という見せ方に収まらない植物たちの姿も。

スタッフの鈴木さん。お店で扱う植物を「この子たち」と呼ぶ、イケメンスタッフ。植物のメンテナンスも丁寧で、葉の状態が非常にいい。「部屋の環境やお客さまのライフスタイルに合わせて、ぴったりの植物を提案します」。

■ プロトリーフ ガーデンアイランド 玉川店

次から次へと好奇心が生まれる、広い店内を歩いているとそんな感覚に襲われる。4月、5月の最盛期には、1万種を超える植物を扱っており、ビギナー向けの観葉植物や多肉植物はもちろん、マニア好みの珍奇な植物まで豊富にラインアップされているのが最大の特徴。「鉢の種類も豊富なので、店頭で気に入った植物と試しに合わせてみてはいかがでしょう。鉢は植物の印象を大きく左右するアイテム。雑草だって、一本ずつ試験管に入れて並べれば、オシャレに見えるんですから不思議ですよね」と本社に勤務する佐藤さんは熱っぽく話す。ファッションと同じように、自分好みに着せ替える、そんな楽しみ方ができるのも、植物の大きな魅力の一つなのかもしれない。

姿形さまざまな手のひらサイズの多肉植物も豊富にラインアップ。

店長の佐藤さん。植物の魅力について尋ねると「花を咲かせたり、葉を落としたり、季節に合わせて動くところですね。愛情をかければちゃんと応えてくれる、そんな一面もとてもかわいいですね」と語ってくれた。

いかがでしたか?後篇では、形のおもしろい植物やキュートなミニ盆栽など、個性的な植物を扱うお店を紹介します。【東京ウォーカー編集部】