SNS映えするスポットを集計するサイトがデータを公開(写真はイメージ)

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若い女性を中心に利用者を増やしている写真・動画投稿のSNSアプリ「インスタグラム」。インスタグラムの写真に「いいね!」が付きやすい投稿のことは「インスタ映え」する投稿と呼ばれている。SNS映えする写真を撮ってほしいクライアントとSNS映えする写真の撮れる人をつなぐ出張撮影マッチングサービス「torutte」が5月22日(月)から首都圏を中心にスタートするなど、その注目はますます高まっている。

【写真を見る】フォトジェニックな写真の構成色(左)と、ネタ・笑い写真の構成色(右)

SNS映え投稿分析のスナップレイスは、SNSの様々なデータを独自のアルゴリズムで分析し、インスタ映え・SNS映えするスポットを抽出。その分析データがはじめて公開された。

分析対象となるデータは、Snaplaceサイトに掲載されている約3000スポットのうち、フォトジェニック「Cool!」に該当するスポット、笑い・ネタ「Haha!」に該当するスポットの全写真。それらの全写真を分析し、画像の中に含まれている構成要素(料理、スイーツ、植物、花など)の抽出と、主力の構成色・カラーの抽出を行い、集計を行った。

フォトジェニックな写真の構成要素を見てみると、最も多かったのは「食べ物」や「食事」。その次に「小物」、「レストラン」、「お皿に盛られた料理」と続いている。そして「部屋」や「インテリア」と、おしゃれな空間がインスタグラムでは反響が高いことが分かった。また、「海」や「海岸」、「お花」や「植物」も次いで評価が高い項目として上がっている。

面白い・ネタ写真の構成要素を見てみると、こちらも「食べ物」や「お皿に盛られた料理」、「食事」などが上位を占める一方で、そのほかのフォトジェニック上位項目を押しのけて「芸術作品」や「寺院」、「建造物」がランクインするという意外な結果が出た。

それぞれの写真の色についても分析。すると、フォトジェニックな写真では可愛い「赤」や「ピンク色」、パステルカラーの「エメラルドグリーン」や「青い空のブルー」などが多い一方、笑い・ネタ系の写真の色を見てみると、フォトジェニックな投稿とは異なり、「濃い目の茶色」や「濃いブルー」、「ダークレッド」などの色が多いという結果に。このように、インスタ映えする写真には題材だけでなく色合いも重要な要素だということが分かった。

こだわりの一枚を取りたい人は、この分析結果を参考にインスタ映えする投稿を狙ってみては。【ウォーカープラス編集部/国分洋平】