ミシェル・オバマ前大統領夫人が5月12日(現地時間)、アメリカ国民に健康的な生活を啓蒙・推進する団体「Partnership for a Healthier America」のサミットに出席し、ドナルド・トランプ大統領の学校給食に対する姿勢を暗に批判した。オバマ政権下で健康的な給食を子どもたちに提供できる制度を作り、全米に普及させようと取り組んできたミシェル夫人は使う穀物を全粒粉にし、塩分も削減するよう基準を決めた。ところが、トランプ大統領はこの取り組みの中止を決定。5月初旬、ソニー・バーデュー農務長官はこれまでの基準を全面的に緩めることを学校に通達した。

 

Glad to be back at the #PHASummit. No one should play politics with our kids’ health. We owe them. Let’s make our voices heard.

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サミットに登壇したミシェル夫人は「皆さんは立ち止まって考えなくてはいけません。『なぜ子どもに学校で体にいい食べ物を食べさせたいと思わないのだろう? 何が問題なの? なぜこれが党派に分かれて戦う問題になるのですか?』」と発言。トランプ大統領の名前は出さなかったものの、現政権の政策を批判した。さらに「お母さんたち、この問題を考えなくてはいけません。私のことが好きでも好きでなくても、なぜあの人物はあなたの子どもがゴミみたいなものを食べていても気にしないのかを考えて」と呼び掛けた。

 

「私のこの問題に対して本気で取り組んでいます」「母親としてこの問題の解決に情熱を感じているから取り上げているのです」と決意を語ったミシェル夫人。ファーストレディの座からは去ったものの、これからの活躍が期待できる言葉。改めてミシェル夫人の活動に注目。

Photo: AP/AFLO Text: Yoko Nagasaka