【ソウル聯合ニュース】韓国と日本の経済団体がソウルで「韓・日第三国共同進出セミナー」を開催し、中東や東南アジア諸国連合(ASEAN)地域など第三国への共同進出に向けた協力を強化することで一致した。

セミナーに出席した許氏(中央)や伊藤氏(左から4人目)、長嶺安政・駐韓日本大使(右端)ら=22日、ソウル(聯合ニュース)
 セミナーは韓国最大の経済団体、全国経済人連合会(全経連)と韓日経済協会、日本の経団連、日韓経済協会の共催。両国の経済界は昨年の会議で、内需不振の打開策として輸出市場の拡大策を共有することで合意していた。
 全経連の許昌秀(ホ・チャンス)会長は開会のあいさつで「韓国の建設会社の誠実性と技術力が、日本の商社の情報・資金力と結びつき、中東とASEANでサクセスストーリーを作り出している。韓日関係の新たな飛躍に向け両国経済界が協力の地平を拡大するときだ」と述べた。
 経団連の伊藤雅俊アジア・大洋州地域委員長は、両国の人材と技術を相互補完し第三国進出をさらに拡大することを願うと語った。
 セミナーでは両国企業の第三国進出の事例や有望プロジェクトを共有する時間が設けられた。
 韓国のGS建設はベトナム・ニソン経済区でのプロジェクトを紹介した。このプロジェクトは同社など韓日の企業5社が共同受注した50億ドル(約5600億円)を超えるプラント建設工事で、年内完工の予定。
 三菱商事はインドネシアやヨルダン、ベトナムなど20カ国以上で韓日合作事業が進められていると紹介し、高齢化や大気汚染など共通の懸案解決に向け医療・看護、環境、観光分野での協力策模索を提案した。
 このほか、両国政府の海外進出支援制度に関する紹介も行われた。
 全経連関係者は「インフラだけでなく、製造業やサービス業の分野での協力強化に向け来年は東京でセミナーを開催する計画だ」と述べた。
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