20日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトによると、フィリピンが海底油田を採掘するならば戦争になると中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が警告したという。写真は天安門広場。

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2017年5月20日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトによると、フィリピンが海底油田を採掘するならば戦争になると中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が警告したという。

フィリピンのドゥテルテ大統領は19日、習近平国家主席とのやりとりを明かした。ドゥテルテ大統領が「南シナ海の天然資源を採掘するつもりだ」と発言したところ、習主席は「われわれは友人であり、争いは望まない。友好関係の継続を望む。ただしこの問題を強引に進めるならば戦争になる」と応じたという。

このやりとりがいつのものだったかについて、ドゥテルテ大統領は明かしていない。記事は対中外交が弱腰すぎるとの批判を封じるための発言ではないかと推測している。専門家はやりとりを明かしたドゥテルテ大統領の発言は中国政府を怒らせる可能性が高いと指摘した。

皮肉なことに19日には中国とフィリピンの南シナ海問題に関する協議が開催されている。「両国が受け入れられる方法」での問題解決で合意している。(翻訳・編集/増田聡太郎)