サウジアラビアの首都リヤドにある宮殿で行われた歓迎式典に出席したイヴァンカ・トランプ氏(右、2017年5月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の初外遊に同行中の長女で大統領補佐官のイヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)氏は21日、訪問先のサウジアラビアにおける女性の権利拡大の進展状況について「励みになる」と述べた一方、さらなる自由が必要だと指摘した。

 イヴァンカ氏は、首都リヤド(Riyadh)でサウジアラビア・スポーツ庁女性部門の副部門長を務めるリーマ・ビン・バンダル・サウド(Reema bint Bandar Al Saud)王女が主宰した地元女性らとの会合に出席し「サウジアラビアにおける進展は、特にここ数年、非常に励みになる」と述べた。

 その上でイヴァンカ氏は「ただし、まだやるべきことはたくさんあり、自由や機会を求めて闘い続ける必要がある」とも指摘した。

 サウジアラビアはイスラム教スンニ派(Sunni)の厳格な戒律を守っており、女性は公共の場では頭から足先まで布で覆わなければならないなど、多くの制限が課されている。世界で唯一、女性の車の運転を禁じている国でもある。

 一方、同国政府は昨年立ち上げた2030年までの成長戦略「ビジョン2030(Vision 2030)」の中で、社会的・経済的な改革を約束。今月初めには、女性が男性の後見人の承諾なしに特定の活動を行えるようにする規定を国王が発令したとも報じられている。
【翻訳編集】AFPBB News