22日、環球網は「日本人はなぜ韓国人を嫌うのか?」と題し、日本の嫌韓について伝えた。資料写真。

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2017年5月22日、中国メディア・環球網は「日本人はなぜ韓国人を嫌うのか?」と題し、日本の嫌韓について伝えた。

昨年、大阪のすし店が外国人客に対し大量のわさびを入れたすしを提供していた「わさびテロ」問題が持ち上がって以降、韓国人観光客が路上で男から殴られた、若者からいきなり罵倒されたといった問題が次々と伝えられ、今年に入ってからは大阪で韓国人男性がスプレーを顔に吹き付けられ荷物を奪われる事件も発生した。

さらに、今年5月初めに韓国人男性が旅をしながら日本を紹介するネット配信番組の生放送で、韓国の俳優のユ・ミンソンさんが京都の通りを歩いて1軒のラーメン店を見つけ、「ここ良いね」と言って中に入ろうとした際、お店の人に日本語で「ここは居酒屋ですか」と尋ねると、店から出てきた客に「ファッキンコリアン(Fucking Korean)、ゴーアウト(Go out)」と罵倒される騒動も起きた。

在日韓国人と日本人のわだかまりについて記事では、「1990年代、日本に留学する韓国人が急増し、家賃が比較的安かった新大久保に多くの韓国人が集まった。一部の韓国人が風俗店で働き違法DVDを販売していたことから韓国人に対する悪い印象が一部の日本人に植え付けられた。さらに、2002年のFIFAワールドカップ日韓大会や韓流ブームにより韓国人の存在を脅威と捉える人も現れた。在日韓国人の境遇が一変したのは2012年以降。同年、当時の韓国大統領だった李明博氏が日本の反対を顧みず竹島に上陸した。この騒動以降、日本では反韓や嫌韓が強まった。礼節を重んじる日本人だが、なぜか韓国人に対しては容赦がない」と紹介した。

「韓国人への差別には歴史的な原因が存在する」と指摘するのは中国社会科学院日本研究所の盧昊(ルー・ハオ)氏。同氏は、「明治維新以降日本の近代化は常に朝鮮半島をリードしていた。さらに、第2次世界大戦の終戦まで韓国は日本の属国であったため、韓国人を下に見る考えも存在する。終戦後には多くの朝鮮半島移民が日本にとどまったが、日本社会に溶け込めず犯罪に手を染め、こうしたマイナスな要素が日本人とのわだかまりをさらに大きくした」と指摘している。(翻訳・編集/内山)