デスクワークの最中や会議中などでお腹の音が鳴ると恥ずかしいですよね。多少お腹が鳴る程度であれば知らぬふりを通せても、何度もお腹がグーグー鳴っては周りに迷惑をかけることにもなります。でもこのお腹の音を防ぐ方法があるのです。

空気の移動がお腹の音の正体

お腹の音の原因は空腹であることはみなさんご存知のとおり。わたしたちは長時間食事を抜くと血糖が低下してきます。すると胃は胃の中にあるものを腸へと送り次の食事を迎える準備をはじめます。この時に同時に特に胃が体と空気も送られ、グーという音、つまりお腹の音が鳴ってしまうわけです。空気の移動がお腹の音の正体というわけ。ではこのお腹の音を防ぐ方法について紹介しましょう。

食物繊維等の含まれる消化しにくい食べ物を食べておく

朝が忙しいことから、朝食を抜いたり、はやりのスムージーや野菜ジュースだけという方が多くおられます。しかし朝食を抜くとお腹の音が鳴る原因となってしまいます。ジュースのような消化のいいものを摂った時も同じです。お腹の音を防ぎたいなら消化しにくい食べ物を摂り、なるべく血糖値を下げないよう意識するのがベスト。消化しにくい具体的な食事とは食物繊維が豊富な食材やお肉などのたんぱく質など。ごはんには糖分も食物繊維も含まれているので長時間血糖値を維持する上では優秀な食べ物です。お腹の音が怖いなら朝ごはんをしっかり食べるようにしましょう。

空気の流入を避ける

お腹の音の正体は空気ですから、胃の中の空気が多いとお腹が鳴りやすくなってしまいます。胃の中の空気が多くなる原因は、早食いや炭酸飲料を飲む行為が該当します。早食いは空気を飲み込みやすくなりますし、炭酸飲料は直接空気を胃に送り込むようなもの。お腹の音が怖いならこういった行為は控え、胃への空気の流入を避けましょう。お腹の音が鳴りそうになった時の非常策もあります。背筋を伸ばしお腹に力を入れて圧をかけることで、多少お腹の音を緩和させることができます。とはいえこれには限界がありますので、日常から胃を空にしない、空気を溜めないようにしてお腹の音が鳴るのを避けよう心がけるといいでしょう。


writer:サプリ編集部