シルク・ドゥ・ソレイユの日本公演次回作発表

写真拡大

エンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユによる「ダイハツ トーテム」日本公演の最終公演が5月21日、仙台ビッグトップ(あすと長町)で行われ、最終公演のフィナーレで“応援団長”を務めたキャスターの小倉智昭(69歳)から、シルク・ドゥ・ソレイユ日本公演の次回作が「キュリオス」であることが発表された。

「ダイハツ トーテム」日本公演は、2016年2月に東京・台場で開幕して以来、大阪、名古屋、福岡、仙台で公演。計551回の総来場者数は約136万人となった。

小倉は、最終公演のフィナーレ中、未だ興奮さめやらぬステージに登壇。トーテムに出演中の日本人アーティスト・宮海彦さんへ労いの言葉と共に、記念の花束を贈呈した。

さらに小倉から重大発表が…と、息を呑んで静まりかえる観客の前に、舞台上に「日本公演次回作 ダイハツ キュリオス」の巨大バナーが出現。トーテムの世界観とは全く異なる2名のアーティスト(KLARA、THE KURIOS)も登場し、小倉から日本公演最新作として「キュリオス」が来年2月に開幕することが発表されると、会場は期待と興奮の拍手に包まれた。

「ダイハツ キュリオス」日本公演は来年2月の東京公演を皮切りに、大阪、名古屋、福岡、仙台を巡演。東京公演のチケット最速先行販売は8月を予定している。公演の詳細については、後日改めて発表するとのことだ。

小倉は「トーテムに引き続き『ダイハツ キュリオス』日本公演の応援団長を務めさせていただく事になりました。キュリオスはシルク・ドゥ・ソレイユが創設30周年を記念して作った特別な作品。独特な世界観の素晴らしい作品と聞いていて、今から来日がとても楽しみです!」とコメントしていうr。

☆キュリオスとは…

「キュリオス」は、1984年シルク・ドゥ・ソレイユ創設以来35作目となる、シルク創設30周年を記念して制作されたスペシャルな作品。

「キュリオス」は、「好奇心」「骨董品」という意味を持つシルク独自の言葉。舞台は19世紀の産業革命の時代を彷彿させながら、近未来を感じる雰囲気。目に見えない世界が存在すると信じているシーカー(主人公)が、あちこちから集めた骨董品などのコレクションの中から間に合わせのアイテムで作った機械の世界に足を踏み入れるところからストーリーが始まる。

風変りなキャラクターたちが主人公の想像力を刺激しようと、詩やユーモアで世界をひっくり返そうとした時、骨董品たちが目の前で命を宿していく。想像力を信じて自分の心を解き放つ時、私たちは不思議の世界へと通じる扉を開けることができるかもしれない。「キュリオス」は2014年の開幕以来、2017年5月のヒューストン公演までに230万人以上を動員している。