19日、韓国メディアによると、無人システムで運営されている韓国の仁川地下鉄で17日、列車の自動ドアが突然閉まったために、子どもを乗せたベビーカーだけが乗車し、母親がホームに取り残される事態が発生していたことが分かった。資料写真。

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2017年5月19日、韓国・YTNによると、無人システムで運営されている韓国の仁川地下鉄で17日、列車の自動ドアが突然閉まったために、子どもを乗せたベビーカーだけが乗車し、母親がホームに取り残される事態が発生していたことが分かった。

仁川交通公社は「17日午後1時44分ごろ、仁川地下鉄2号線の仁川市庁駅で、女性が子どもを乗せたベビーカーを押して列車に乗せた後に続いて乗ろうとしたが、自動ドアが突然閉まったために乗ることができなかった」と明らかにした。幸い、同列車には女性の知人が一緒に乗っていたため、女性は次の駅で子どもと再会することができたという。

仁川地下鉄2号線では4月にも同様の事態が起きていた。

仁川地下鉄は運転手がホームの状況を確認した後にドアを開閉する一般的な地下鉄と異なり、35秒が過ぎると自動でドアが閉まる。乗客が乗り降りするには時間が不十分であり、乗客や地下鉄の保安要員からは不安の声が出ているという。

また、仁川地下鉄を運営する仁川交通公社は相次ぐ事故について「構造上の問題」と指摘している。仁川地下鉄は無人システムで運営されている他の地域に比べて乗客数が多いにもかかわらず職員が少ないため、迅速な対応ができていない状況だという。

これについて、韓国のネットユーザーからは「職員が足りないのなら新しく人を雇えばいい。なぜそれをしないの?」「無人システムは怖い。故障したら大惨事」「知人がいなければ迷子になっていた。恐ろしい」「また安全不感症による事件が発生。韓国はいつになっても変わらない」「韓国人は危険と分かっていても、人が死ななければ動かない」など不安の声が寄せられている。

また「ドアが閉まるというアナウンスを無視してベビーカーを乗せた母親も悪いし、ベビーカーを先に乗せる配慮をしない他の乗客にも問題がある」「母親はドアに挟まってでも乗るべきだった」と指摘する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)