シリーズ最強の敵に (C)UNIVERSAL STUDIOS

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 「怪盗グルー」シリーズの最新作「怪盗グルーのミニオン大脱走」の日本語吹き替え版に、松山ケンイチが悪役として参加することがわかった。松山にとって洋画アニメーション、ハリウッド映画の吹き替えは初挑戦となる。

 松山が演じるのは、1980年代にテレビ番組で一世を風びするも、番組打ち切りによって忘れ去られた元天才子役のブラット。80年代風のファッションとヘアスタイルを好み、「キーター(ギター+キーボード)」と「ルービックキューブ」といった武器でグルーの前に立ちはだかる。松山は劇中で子ども時代から現在まで、年代別のブラットのほか、ブラットが変装した姿“ポンプー”も演じ分けている。

 あわせて公開された吹き替え映像では、マイケル・ジャクソンをほうふつさせるムーンウォークを披露し、音楽に合わせてノリノリで船に潜入してダイヤを強奪、駆けつけたグルーに「ダンスバトルだ!」と高らかに宣言するさまが切り取られている。軽快なダンスステップでグルーのパンチを次々に避け、キーターで圧倒するなど、ブラットの戦闘力の高さが印象を残す内容だ。

 エキセントリックな役を嬉々として演じている松山は、初代ルパン三世役やクリント・イーストウッドの吹き替えなどで知られる故山田康雄さんの名を挙げ、「山田康雄さんが『吹き替えも俳優業の1つ』とおっしゃっている意味を痛感しながらも楽しんでやっています。楽しみにしていただきたいです」と気合いを語っている。

 配給の東宝東和は、キャスティング理由として「松山ケンイチさんは、幅広いさまざまな役柄をこなし、毎作品で違った顔を見せてくれる素晴らしい方です。子ども時代から大人まで、さらには変装して全くの別人にもなるバルタザール・ブラットという難しいキャラクターを演じ分けられるのは、松山ケンイチさんしかいないと思い、オファーしました」と松山の演技力に全幅の信頼を寄せている。

 「怪盗グルーのミニオン大脱走」日本語吹き替え版には、笑福亭鶴瓶(グルー役)、芦田愛菜(アグネス役)、中島美嘉(ルーシー役)といったおなじみのキャストが再び顔をそろえる。7月21日から全国公開。