周期的にやって来る女性の生理、でもちょっとしたストレスで、周期が狂ってしまうことはよくあります。1回くらいの狂いなら問題ありませんが、何ヶ月も生理不順が続くのを放置していませんか。生理不順を放っておくと、やがて無月経となり、閉経してしまうこともあります。若い世代で増えている閉経についてご紹介しましょう。

若くても起こりうる早発閉経

閉経とは生理機能が終わること、つまり長い間活動を続けていた卵巣の働きが止まってしまうことです。一般には12ヶ月以上生理が来なくなることを、閉経と定義します。女性ならいずれ必ずおとずれる閉経は、個人差があり早い人で40代前半、遅い人だと50代後半に閉経となる場合もあります。しかし何かしらの原因で、40歳未満で閉経になることがあり、これを早発閉経といいます。20代では1000人に1人、30代では100人に1人の割合で、早発閉経が起こっているというデーターもあり、これは決して少ないとは言えない数です。20〜30代は出産を希望する人が多い世代です。若くても早発閉経が起こり得ること、そしてそれが出産の妨げとなり得ることを知っておく必要があるでしょう。

早発閉経の原因とは

早発閉経が起こる原因は様々であり、原因を確定できるのは10%ほど、多くの場合は原因を突き止めることは難しいそうです。しかしながら、早発閉経を引き起こしやすい要因には、染色体異常など遺伝によるもの、自己免疫疾患が挙げられるほか、卵巣の手術をしたり、また放射線や抗がん剤の影響によって早発閉経が起こることもあります。またストレスやダイエットによる卵巣機能の低下が、早発閉経を招くこともあります。

生理不順が続く場合は病院へ

早発閉経は、月経不順が続いて無月経となり、そのまま閉経となるケースが多いそうです。早発閉経になると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下するため、いわゆる更年期障害と同様の症状が現れます。冷えまたはのぼせ、動悸や倦怠感、それに精神的にイライラしたり抑うつが現れることもあります。早発閉経と病院で判断した場合、不足している女性ホルモンを補う治療を行うことが多いそうです。女性ホルモンの分泌が低下してしまうと、出産だけでなく、健康にも大きな影響を及ぼします。

例えばエストロゲンの働きが弱くなることで、骨粗そう症や動脈硬化にかかりやすくなります。ホルモンバランスを整えることは、健康を維持していくうえでとても大切なことなのです。生理不順が長く続いたり無月経を放っておくと、将来健康を害する可能性があります。それに女性なら、いずれ赤ちゃんを授かることがあるかもしれず、常に体の調子を整えておいた方がよいでしょう。生理不順や無月経が気になる場合はすぐに医師に相談しましょう。


writer:Akina