【ビデオ】フォルクスワーゲンの最小コンパクトカー「up!」に高性能な「GTI」が登場!

【ギャラリー】Volkswagen Up! GTI5


フォルクスワーゲン(VW)の最小コンパクトカーにもついに歓喜の瞬間が到来したようだ。同社は、5月24日にオーストリアで開催されるファン向けのイベント「Wörthersee GTI フェスティバル」で、「up!」の新しいバリエーション「up! GTI」を初公開する予定だ。Cセグメントの現行「ゴルフ GTI」と比べると、パワーだけでなくサイズも2クラスほど下になるものの、up! GTIは1976年に発売された初代ゴルフ GTIを彷彿させるモデルになりそうだ。


up! GTIのパワーユニットは、日本仕様のup!に積まれている1.0リッター自然吸気直列3気筒「MPI」エンジンに代わり、欧州仕様のターボ付き「TSI」エンジンをさらに強化したものが搭載されるという。これによって最高出力は75psから115psに、最大トルクは9.7kgmから20.4kgmに向上。つまり、初代ゴルフ GTIよりも高い性能を持つ。また、クラシックなゴルフ GTIは最大トルク14.2kgmを5,000rpmで発揮したが、up! GTIは2,000-3,500rpmで最大トルクを発生されるため、よりフレキシブルなドライビングが可能だ。トランスミッションは6速マニュアルのみで、ゴルフ GTIや「ポロ GTI」同様、前輪駆動となる。

初代ゴルフ GTIよりも優れたエンジンが搭載されるup! GTIだが、車両重量は重くなる。初代ゴルフはわずか810kgしかなかったが、3ドアのup! GTIは現代に求められる安全性や環境性能を満たすため、997kgになるという。それでも初代ゴルフ GTIの0-100km/h加速9秒、最高速度182km/hを凌ぎ、それぞれ8.8秒と197km/hという動力性能を実現する。



来年、up! GTIが発売されて販売店のショールームに並んだ際(日本での発売については未発表)、どのup!がGTIかはすぐに見分けが付くはずだ。up! GTI には、GTI伝統の赤いラインが入ったハニカム・バターンのラジエーターグリル、フロントスプリッター、リアスポイラー、17インチ・アロイホイール、赤く塗られたブレーキ・キャリパーが採用され、車高は標準モデルよりも15mm低くなる。ドライバーがGTIサウンドを感じられるように、サウンドアクチュエーターも装備され、荒々しい排気音をキャビン内で響かせつつ、車外には上品に聞こえるよう保たれる。兄貴分の2つのGTIと同様、シートには伝統のタータンチェック柄を採用し、USBコネクター、6つのスピーカーで構成されたサウンド・システム、革巻きのハンドブレーキレバー、アンビエント照明なども装備。ボディ・カラーはお馴染みの「トルネード・レッド」「ピュア・ホワイト」「ダーク・シルバー」「ブラック・パール」に加え、「コスタ・アズール(青)」が用意される予定だ。



By Michael Taylor
翻訳:日本映像翻訳アカデミー