日本は久保のクロスに堂安が合わせ勝ち越しゴールをゲット。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 U-20ワールドカップのグループDに属する日本の初戦・南アフリカ戦が5月21日、水原ワールドカップスタジアムで17時キックオフで行なわれ、日本が2-1で逆転勝利を飾った。
【U-20 PHOTO|日本2-1南ア】小川、堂安のゴールで鮮やかな逆転劇!

 日本は立ち上がりから良いリズムで攻め、5分には舩木渉のクロスを小川航基がヘディングで合わせるが、これは惜しくもクロスバーを越えてしまう。

 良い形で攻め込んでいた日本だが、早くも南アフリカに先制点を許す展開に。7分、バイタルエリアでのパス交換からマージェマンに背後に抜け出されシュートを許すと、これが戻ってきた富安健洋に当たり、オウンゴールとなってしまう。南アフリカが1-0とリードする。

 17分には右サイドを突かれクロスを上げられると、マグガルワにヘディングシュートをを許し、ゴールを脅かされる。

 逆に日本は18分、相手ゴール前に攻め込み、小川が浮き球を振り向きざまにボレーで狙うが、惜しくもクロスバーを直撃。20分に再び小川が積極的にミドルで狙うも枠をとらえ切れなかった。

 さらに日本は29分、三好康児のクロスにまたも小川がヘッドで合わせるが、このシュートも惜しくも枠をとらえ切れず。31分にもFKを得ると、三好のクロスに板倉滉がヘッドで合わせたが、ゴール左に外れた。

  再三の好機を逃し続けた日本は33分、南アフリカにカウンターを許すと、ペナルティエリア内に侵入を許し、決定的なシュートを放たれるが、これは枠をとらえ切れず難を逃れた。

 41分、日本は三好がGKのクリアボールをカットし、そのまま間髪入れずに無人のゴールを狙うが、シュートはゴール右に外れた。さらに44分、日本はカウンターでの流れるようなパスワークから堂安がクロスを入れるが、惜しくも中央の小川には合わずチャンスを活かしきれない。

 中盤以降は日本がペースを掴んだ前半だったが、結局ゴールを割れず無得点。前半を南アフリカの1点リードで折り返している。

 後半、日本はメンバー交代なくキックオフ。そして、日本は開始3分に同点に追いつく。左サイドを舩木がドリブルで破り、クロスを入れると、小川が左足で押し込む。GKが手でかき出すも、ボールはゴールラインをわずかに越え、ゴールが認められた。

 日本は53分、南アフリカの攻勢を許し、自陣ゴール前で強烈なシュートを撃ち込まれるが、GK小島亨介が好守でこれを阻止する。さらにその直後にもフリーでシュートを許すが、枠を外れる。

 やや流れの悪い時間帯で、日本はベンチで15歳の久保建英が準備を進める。そして57分、三好に代えて久保を投入。その直後のファーストプレーで、久保はいきなり決定機を演出。相手の背後にスルーパスを通し、小川がGKと1対1を迎える。しかし、小川のシュートは相手GKの好守に阻まれた。

 65分、日本は大ピンチを迎える。南アフリカにペナルティエリア内に攻め込まれると、至近距離から決定的なシュートを放たれる。しかし、これをDF富安が身を挺して阻止。板倉のクリアで事なきを得る。

 逆に67分、日本にビッグチャンス。左サイドの舩木のクロスに岩崎が飛び込み、ヘディングシュートを放つ。だが惜しくもシュートはゴール左に外れ、得点には至らなかった。

 日本は68分、岩崎に代えて遠藤渓太を投入する。

 そして日本は71分、ついに勝ち越しに成功する。ペナルティエリア左に進入した久保の折り返しを堂安律が左足で押し込み、ゴールネットを揺らす。日本が2-1とリードする。
 
 日本は終盤に入り、追いつきたい南アフリカにボールを保持されるが、ディフェンスラインを中心に安定した守備で隙を見せない。

 86分にはFKのチャンスを得ると、堂安のクロスに板倉がヘッドで合わせるが、これはGKの正面を突いた。

 逆に日本は88分、左サイドからのクロスにエムテトワにヘディングシュートを許すが、枠を外れた。

 試合は終盤に入り、日本は守勢に回る時間帯が続く。しかし、3分のアディショナルタイムを守り切り、日本が初戦を逆転勝利で飾った。