19日、環球時報は、中国の「農民工」と呼ばれる出稼ぎ労働者の子は、祖父母がそばにいないため肥満率が低いとする米メディア、サイエンス・デイリーの17日付報道を伝えた。資料写真。

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2017年5月19日、環球時報は、中国の「農民工」と呼ばれる出稼ぎ労働者の子どもは、祖父母がそばにいないため肥満率が低いとする米サイエンス・デイリーの17日付報道を伝えた。

記事によると、英バーミンガム大学の研究グループが広東省広州市の疾病予防センター、小中学生衛生健康促進センターなどの機関と協力して、同市の小中学生・高校生の子を持つ父母・祖父母を対象に調査研究を実施した。研究によると、中国では都市部の裕福な家庭に比べて、両親が農民工である子どもの肥満率は低い傾向があり、その理由として、過度に食べ物を与える祖父母がそばにいないことが関連している可能性があるそうだ。

一方で、研究を行った同大学の李白(リー・バイ)博士は、農民工の子どもたちにも肥満が急増しているとも指摘。学校から帰っても親がいない、居住エリアの治安が良くないといった理由により、不健康なスナック菓子の大量摂取や、体を動かす機会の不足といったリスクにさらされているのがその理由だという。

記事によれば、中国では7〜18歳の15%が過体重もしくは肥満で、その数は3000万人余りに上るという。(翻訳・編集/川尻)