2017年度の新入社員は「自分ファースト」

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2017年度の新入社員は、会社に「給料より休み」を求める傾向があることがわかった。仕事よりも、自身の生活を充実することを重視しているようだ。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2017年5月9日に発表した今年度の新入社員の意識調査によると、新入社員が会社に望むことは、1位が「人間関係がよい」、2位は「自分の能力の発揮・向上ができる」、3位には「残業がない・休日が増える」だった。「給料が増える」は4位で、前年調査の3位から後退した。

今年の新入社員は「自分ファースト」

調査は、新入社員が会社に望む上位3項目を聞いてポイント化。その結果、「人間関係がよい」が2716ポイントで1位。2位は「自分の能力の発揮・向上ができる」の1597ポイントで、2004年度の調査開始から変わらなかった。

しかし、3位と4位が入れ替わり。前年3位の「給料が増える」(779ポイント)が後退し、4位だった「残業がない・休日が増える」が940ポイントで3位に浮上した。調査開始以来、初めてのトップ3入りという。

5位は「評価・処遇を公平にしてくれる」(658ポイント)。6位の「私生活に干渉されない」(578ポイント)は3年連続でポイントが増加している。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、「会社に尽くすのではなく私生活を重視するライフスタイルは、『自分ファースト』と言い換えることができる」としている。

一方、新入社員に理想の上司のタイプを7種類の中から聞いたところ、最も多かったのは「寛容型」(25.1%)だった。論理的で責任感が強い「論理型」の上司は9.2%で、最も少なかった。新入社員には論理派よりも、多少の失敗を受け入れながら成長を見守る上司のほうが受け入れやすいようだ。