2005年の映画に主演したトム・クルーズ。ドラマ版では出演も製作もせず?

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H・G・ウェルズ作の古典SF小説「宇宙戦争」を原作とするTVミニシリーズの撮影が英BBCで2018年初頭にスタートすることを、米Varietyなどが報じた。

「宇宙戦争」は、火星人による地球侵略を描いた作品で、英国でTV向けに映像化されるのは初めてのこと。脚本を担当するのは、『刑事ヴァランダー』『ドクター・フー』などの脚本を手掛けたピーター・ハーネスで、3話構成のミニシリーズとなる。

また、North-West Evening Mailが伝えたところによれば、今回のドラマ化にあたっては、小説の設定に忠実に、19世紀末のヴィクトリア朝イングランドにおける南部の郊外サリー州が舞台になるとのこと。従来の映像化作品の大半は、映像化当時の時代に合わせた設定だった。

「ウェルズの小説は、現代における全てのSFの発端であり、優れたSF作品のどれにも言えることですが、人間性にまつわる驚くべきメッセージをこっそりと盛り込むことに成功しています。火星人が大勢現れる恐ろしいシリーズであると共に、情緒に満ち、個性的で、さらに言わせてもらえば、政治的なメッセージも込めた作品を作ることで、偉大な先人の足跡をたどりたいと思います」と、脚本を担当するハーネスは述べている。

「宇宙戦争」は、オーソン・ウェルズのプロデュースにより、アメリカで1938年にラジオドラマ化された。その時には、あまりのリアルさにパニックが起きたことで有名だ。続いて1953年には、ジョージ・パル製作により映画となり(主演ジーン・バリー、監督バイロン・ハスキン)、2005年にも新たに映画が作られた(主演トム・クルーズ、監督スティーヴン・スピルバーグ)。さらに1988年には、米/カナダの共同制作で、1953年版映画の後日談を描いたTVシリーズ『新・宇宙戦争(エイリアン・ウォーズ)』も作られた。(海外ドラマNAVI)