テニス、イタリア国際、男子シングルス準決勝。勝利を喜ぶノバク・ジョコビッチ(2017年5月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)は20日、男子シングルス準決勝などが行われ、1日に2試合を戦った大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)との決勝に駒を進めた。

 ジョコビッチはまず雨で順延になっていたファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)との準々決勝を6-1、6-4で制すと、この逆境も発奮材料でしかなかったのか、続くドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)との準決勝は6-1、6-0で圧勝した。

 この結果、決勝は大会を4回制しているジョコビッチと新星ズベレフとの初顔合わせという楽しみな対戦になった。久々のATPツアー決勝進出を果たしたジョコビッチは、大会の通算成績を42勝6敗に伸ばし、準決勝も8戦全勝と無敗を守った。

 決勝で対戦する20歳のズベレフは、準決勝でビッグサーバーのジョン・イズナー(John Isner、米国)との試合を6-4、6-7(5-7)、6-1で制し、ここ10年間では最年少となるマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)決勝進出者となっている。

 準々決勝でナダルを破って勝ち上がったティエムをわずか59分で退けたジョコビッチは、「今年一番の内容だった」と話した。

「きょうはコートで過ごす時間がすごく楽しかったし、幸せだった。デルポトロ戦も、そしてこのティエム戦もね。完璧な試合だった。すべてが思い通りか、それ以上にうまくいった」

 ジョコビッチはわずか26分で第1セットをものにすると、第2セットも最初のゲームでいきなりブレーク。第3ゲームでは一瞬盛り返したティエムに粘られたが、連続ブレークを奪って力強いガッツポーズを見せると、疲れの見えるティエムが0-3となったことでここから集中を失い、あとは一方的な展開だった。

 前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2017)決勝で苦杯をなめたナダルには雪辱を果たしたティエムだが、この日は冷静なジョコビッチに一蹴され、直接対決の戦績は5戦全敗となった。ティエムは惨敗について、いくつか理由があると話した。

「まず、二人はまったく異なるタイプの選手だ。ノバクはこちらに時間を与えてくれないから、彼との対戦はすごくきつい。本当にいやな相手だ。僕とはプレースタイルがまったくかみ合わない」
【翻訳編集】AFPBB News