【ビデオ】セレブな若い女性が、子犬でマセラティの限定スーパーカー「MC12」を磨く動画に非難殺到!
子犬を使って希少なマセラティを磨く2、3秒ほどの動画をInstagram(インスタグラム)に投稿した女性は、今後、愛車を手で磨くことはないかもしれない。冗談のつもりだったようだが、インターネット上では笑えないと非難が殺到している。
この動画を投稿したInstagramユーザーのm666yaは、どうやらロンドン在住の若くて美しいスーパーカー・コレクターらしい。彼女のInstagramに投稿された写真を見る限り、少なくともスーパーカーの写真や、スーパーカーを運転する姿を投稿できる環境にいるようだ。

問題の動画には、市場価値2億円前後ともいわれるマセラティの限定モデル「MC12」を、女性がキュートな子犬の身体で磨いている様子が映っている。先日「Rich Kids of London」というInstagramのアカウントで、この動画がピックアップされた。


「6.0リッターの特別なマセラティ MC12を綺麗に磨く方法は、100%天然の子犬の毛皮を使うに限る(子犬に危害は加えていないし、笑顔でシッポを振ってます)。@m666yaの厚意により掲載」

このマルチーズは従順で、苦しそうには見えないが、恐らく決して楽しい気分ではないだろう。

この動画に対して巻き起こった反応は想像できるものだ。米国のタブロイド紙『The New York Post』は彼女を「狂犬のようだ(barking mad)」と非難。ソーシャルメディアの反応も同様だった。以下にコメントの一部をまとめてみた。

「面白くない」
「動物虐待」
「不愉快だ」
「間違っている」
「恥を知れ」
「気分が悪くなる」
「お金で気品は買えない。君の場合、価値観もね」
「犬は忠実で、飼い主を愛し、ただ喜ばせたいだけだ。罪のない子犬の献身的な愛を受ける資格がないね」
「心理学者は言うだろう。動物虐待は人間の虐待にもつながる。今すぐ助けを求めたほうがいい」

しかし、中には彼女を擁護するコメントや、「猫を使ったほうがよかったよ。エンジンみたいにゴロゴロと喉を鳴らす音が聞けたかもね」「200万ドルもする車を磨くのに犬を使うべきじゃないね。毛の中のゴミが塗装を傷つけるから」など、冗談で返す人も見られた。哲学を専攻しているというInstagramのあるユーザーからは、「多分、人々は犬のことで怒っているというより、こんなろくでなし人間が金持ちであることに嫉妬しているのだろう」と核心を突くコメントも寄せられた。

動物愛護王立協会の代表は次のように語っている。「この動画に対し人々が黙っていられない気持ちはよく理解できます。このオーナーが子犬に危害を加えようとしているとは思えませんが、子犬はストレスを感じているかもしれません。人間がちょっとした楽しみのつもりで行ったことが、どれほど動物の健康に害を与える可能性があるかということを、動物を飼う人には是非とも考えていただきたい」

なお、英国のオンライン新聞『インディペンデント』では、この子犬の飼い主であるというスカーレット・カプラン氏(彼女がm666yaなのだろうか?)の言葉を伝えている。

「みんなシリアスに受け取り過ぎです。ヒーローは、この子犬の名前ですが、まったくご機嫌でした。お腹を触られて背中をさすられるのが好きなんです。この動画を撮影したとき、ヒーローは絶対にストレスなんて感じていません」

「子犬が嫌がっているときにはちゃんと分かります。ヒーローは嫌がっていませんでした。ユーモアを理解しない人が多くて悲しいです。私に正しいクルマの磨き方を教えようとする人は、きっと自分が犬のように働いている人なんでしょう。私たちは光り輝く素晴らしいクルマを持っている。だからいいの」

ともかく、子犬とマセラティに問題がないことを願おう。

By Greg Rasa
翻訳:日本映像翻訳アカデミー