「ウェザー・プロジェクト」などで知られる美術家オラファー・エリアソン

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 21世紀の現代美術界で大きな注目を集める美術家、オラファー・エリアソンに迫るデンマークのドキュメンタリー「オラファー・エリアソン 視覚と知覚」が、8月5日公開する。

 総制作費約17億円をかけ、約140万人が鑑賞、75億円超の経済効果を記録した、巨大な滝のインスタレーション「ザ・ニューヨークシティー・ウォーターフォールズ」(2008)の制作過程を中心に、金沢21世紀美術館の出展作品、ドイツのスタジオでの制作風景を映す。

 作品のみならず、創作や講演で世界を駆け巡る姿にも迫り、エリアソンが視聴者に語りかけながら行う視覚的実験や、“視覚と知覚”、“自然と人工”、“理論と哲学”、“主観と客観”などさまざまな概念の境界線を巧みな言葉で飛び越え展開する芸術論で、映画を通じて観客に問いかける。なお、エリアソンは、今年の第67回ベルリン国際映画祭の審査員を務めたほか、本作公開の同時期に横浜で開催される、ヨコハマトリエンナーレ2017への作品出展が決定している。

 「オラファー・エリアソン 視覚と知覚」は、8月5日からアップリンクほか全国順次公開。